昨日………
地方都市に行っていた専務と総務局の学生社員が帰って来て
お土産いっぱい持ってロリポップ常務と私が居るラボ斎場にやってきたヾ(^^ )
学生社員は妊娠5ヶ月目に入る直前。
専務は彼女の妊娠と、その子を彼女一人で産んで育てる事の言質を取りに行っていた。
当然、親は猛反対だったけど…
専務の説得と彼女の強固な意思、
以前、両親が総務局を見た時の様子を思い出してくれて…渋々認めてくれたそうだ
彼女の両親が烈火の如く怒るのは当然で、大体、彼女の男がやって来ない。
この男は
今年都内の会社に就職が決まっていて
彼女の妊娠が分かった時……
まぁ……彼女とお腹の赤ちゃんに関わる一切の事象から逃げた
つまり…「目の前の現実に関わる事が恐い」
“女の腐った様な男”だったって事だ。
彼女はそんな腐った男にさっさと見切りをつけたとは云え、相談もし難くて
一人で悩んでいた様だ
彼女の事は、最初車いすの障害者社員が気付いた。障害者社員の特性上、人一倍人の感情の変化に敏感だから……
それを専務に話し
専務は彼女から話しを聞いて「総裁の両親みたいにさせるワケにはいかないから」と……
そして昨晩に至る。
私の両親も私が出来ちゃった為、全ての縁を切って学生結婚。
故に私は私の両方の親、祖父母の顔を今も知らない
両親のド根性と、私を産んで育ててくれた深い愛情は心から感謝しているけれど、これで良いわけないんだよね……
結局、両親は死んでしまい…
私は血縁者を誰一人知らない
彼女がそうならずに済んだのは良い事
男の所にはお母さん顧問弁護士が
この男に対する全ての扶養義務等の要求を放棄する代わりに、親権等の放棄や面会の要求は一切しない示談書を書かせてきた。
帰って来た彼女の顔は安堵感でいっぱい……
産まれて来る赤ちゃんは
心に余裕のあるお母さんと、良い環境で育って行く
女の子なら
命を大切にするお母さんの様な大人に
男の子なら
父親と違って肝の据わった大人に育って欲しいものだ。
しかし…また
産まれたての赤ちゃんの頭の匂いを嗅げる……
夢心地だ……