1月といえば、まず……
『七草粥』
これは毎年1月7日に総務子会社で子供達が、きっちり作って食べる習慣になっていて、みんなで食べた。
そして………
『花びら餅』がある
ウチの顴骨法要の引き物の三段折りや、通夜前の食事デザートには子会社の和菓子屋(自宅内の工房)の季節の和菓子を提供している。
この和菓子屋はあまり上手く行ってないというか…
経営は上手くいってるが…
味は美味しいんだけど
造形の『センスが無い』
金持ち遺族に紹介され……カネに釣られて上用饅頭しか食べなかったのが間違いのもと……
練りきりとか程良い甘さと風味で、私達の役員運転手のおじちゃん4人も余さず食べるが……見た目が悪い。
この画像をご覧頂きたい。
これは兎徒然の永富 月来子 (id:flemy) さんが作ったチーズケーキ。
これは見た目がチーズケーキの美味しさを訴えていて……
定価で1500円以上取れそうだし…
オーガニック食材なんかで作って
コナコーヒーやアールグレーとかのセットだと2200円以上、ネーミング次第で2500円は取れる
しかし……ウチの和菓子屋が単独で作ると……
見た目の問題で50円位しか取れない……
和菓子の最大のポイントの『季節感』も足りない……
ウチの直轄技術子会社の藝大の女の子が
デザインと食用天然着色料の配合を調整して見本を作ると上手く作れる……
私は…何度も見た目が100%だと書いた。
自家製指示無しと既製品の花びら餅を無雑作に並べ子供達に出すと、既製品から先に無くなる。
子供達は正直で残酷だ。
でも、見た目を修正した物は茶道や活け花教室ではかなりの高額でも人気と利益がある
何故、彼女たちが和菓子屋を始めようと思ったのか……
私は未だに理解出来ない。
世の中にはまたまだ不思議なモノがあるもんだ