死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

『社畜』と言う言葉が生まれ……『終身雇用』が死んだ。時事砲弾?

 

私、後輩社長、専務、そして…

嫌がるロリポップ常務に先週とうとう常勤の…運転手さんを付けた。

 

私達役員はキチガイみたいな長時間働くのと、電話応答がかなり在るので全員に秘書を随行させているけど…

 

私の場合、

睡眠不足で運転するから…信号待ちで寝る。

しかも信号で真剣に寝ていて起きない。

など…ドキドキする事が毎日ある為、秘書の女の子から

 

『命が幾らあっても足りない!!』とクレームがあり…

 

普通ならば(株)セノンあたりと契約して運転手を派遣して貰うのだろうけど、

専務が元議員の60歳の運転手のおじちゃんを見つけてきた。

 

 

この役員運転手のおじちゃん4人には昔話を良く聞いている。

昔の話は喪主や遺族への営業やサービスに使う事が出来るからだ。

 

 

 

 

私達が生まれる遥か大昔

 

おじちゃん達が働き始めた頃………

 

まだ週休二日制とかもなく…

パワハラ、セクハラなどと言う言葉もなく…

朝から深夜まで働くのが普通で……

しかもサービス残業

更に過労死も話題にならない……

 

毎朝の朝礼で社訓や信条や社歌を唱和し(今でも有るが…)

 

会社に忠誠を誓い定年まで会社の為に働く…これが昭和の中世期

 

 

現代…この時期にいた時代の変化に付いていけない老害

パワハラセクハラと気付かずなのか…平気で行うのが多い。

 

 

当時の日本の会社組織の最大の特徴…

 

      『終身雇用』

 

別に法律で決まっているワケでもない…

 

けど、そうなっていた。

 

 

私は対価は公平に支払われる『因果応報』を何度か記事内に書いた。

会社に忠誠を誓い、個を犠牲にしてまで会社の為に働く……

たまにアメ横なんかの飲み屋で愚痴を言って……また翌日から会社の為、家族の為に働く。

 

社員もそれが当たり前と思っていた……

 

それが良いか悪いかは別として

終身雇用や年功序列はこの頃のソレに対する対価だったのではないだろうか。

 

と私は最近思っている。

 

 

 

バブル景気が終わり……リーマンショックもあり……不景気に依る倒産や大量リストラ

そんな中で『清水の次郎長一家』みたいな家族的な考えは…

経営者や社員の考え型は、自分を大切にと変化していくへと変化していったワケで

 

経営者は社員を自らの家族とは感じる事もなく、社員も会社や経営者などを大切にする事もなくなった……

 

そして……様々な言葉が生まれ

 

会社に忠誠を誓い、自分を犠牲にして会社の為に働く…』これが異常と言われて…この様に働く者の事を

 

       『社畜

 

と呼ぶ様になってから終身雇用は完全に死んだのだ。

 


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型は変われど経営者側と労働者は因果応報

 

会社や上司がやっていた宜しく無い行為は、パワハラセクハラと言われる。

昔なら『社長や会社の悪口を言うな!』と言われたのに……

 

今、そんな事言ったら注意した者は反対に制裁を受け社会的に消されてしまう。

 

終身雇用が無くなった事で、労働者の立場は昔より遥かに高くなっているのですよ。

それに経営者や会社を大切にしたってクビになるのが今の世の中なのだから……

 


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支払われる給料に対しての義務を果たせばだけど……