死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

NHK“中流危機 ”を越えてを見た 一経営者が思う事 (前)

 

今日、私は休日

台風が来ているけど、私達の会社には避難計画を今の現状に合わせながら履行し、社員や家族達、動物家族の命を守ってくれる社員が大勢いる為……

今、陣頭指揮をとる必要は無いし、離れた位置から全体を見る良い機会だ。

 

私達の会社ではそんな自分の知恵で行動する社員が大勢いる

全員女だけどね……(・・;)

 

 

…………で、先週は毎日20時間以上の労働で私とノエちゃん、アレクちゃんは過労の極み。

少し早くマンションへ帰宅。動物家族全員とお風呂から出た後、珍しくジャックダニエルをロックでヾ(^^ )

 

何気なくテレビをみたら

中流危機” を越えて「第1回 企業依存を抜け出せるか」って番組の終わりかけ。

私はNHKオンデマンドで見直した

 

 

終身雇用、年功賃金などの雇用慣行などの「企業が社員の生活を丸抱えする企業依存システム」が限界を迎え、企業は生き残りの為に成果主義能力主義にへと変化

一億総中流って言われた社会構造が壊れ……

 

って感じの内容で、

企業依存システムから脱却するには、イノベーション(会社などでの技術革新)を起こせる人材を雇用、または社内での発掘、育成が悪循環を止める要因だって言ってる

でも、経営者“桃子”と言う一個人の感想は違うんだよね。

 

私は自分の会社や子会社の社員にまで『ウチは“終身雇用”を維持する』と堂々宣言している。

 

 

だから異端児の経営者って大学生のガキに言われるのだけどね。

 

私はね、まあ…現代の日本経済の現状を招いたのは、この企業依存システムの肝であり、一億総中流の基盤「終身雇用」が崩壊したのが諸悪の根源だと思っているんだよ


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           一億総中流の象徴、団地暮らし

 

これによる結果は当時の労働者に「自分もいつクビになるか分からない」って不安を心に植え付けたって事だ。

この感情はそもそも心配性の日本人が自分や会社を守りに動かす強大な原動力になり、

 

給料も使わず貯金

昇給したらした分は貯金

コロナ給付金も使わず貯金

銀行は「雨が降ったら傘を取り上げる」から、企業は暴風雨に備えて企業は利益が上がっても内部留保に回す。

故に労働者は給料も上がらないからますます不安になり貯金に回す、だから物が売れない

お金を使わないから尚更悪循環が続いて行く…だから結果的に終身雇用を含む日本の企業依存システムが崩壊したのだと思っている

 

私の会社だって丸2年仕事が無くても社員全員に給料を支払え、まだ少し余るくらいの内部留保があるよ。

 

葬儀業も似たようなもの人件費や固定費を除くと鼠のウンチくらいしか経費がかからないのに、終活って言葉が生まれ、コロナ騒ぎで一般葬儀から家族葬直葬が主流になり、企業依存システムをもつ中規模から小規模の葬儀屋の倒産が相次いだ。

番組では、それらを打開するイノベーション(会社などでの技術革新)を起こせる人材を雇用、または社内での発掘、育成がカギって言ってる

 

でもね、私の会社では、終身雇用を断固守る知恵を出していける社員をイノベーションを起こせる社員だと思ってる…………続く…

 

……明日は、我が社員全員が笑って生きる為の

「ネオ終身雇用企業依存システム。成果主義の行き着く先」に付いて

 

          …………桃子の日誌…