死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

何故、客が来ない?…流行らない飲食店、流行らないお寺の共通点

 

昨日、移動中に

PerfumeファンのDJ住職が語る「寺離れ」と「テクノ法要」 | 文春オンライン

と言うニョニョする変な記事を見つけた。

 

都内の中規模で、それ程有名でもない寺は結構、経営危機を迎えている。

 

 

 

少子化による墓や納骨堂を継ぐ人間や檀家の減少から、と言うのが理由とか言われたりするけれど、

『終活』とか言われるの中で『墓終い』と言う言葉を、マスコミがもっともらしい理由を付けて紹介したのがそもそもの原因。

 

 

その様な状況の中で、福井.照恩寺住職の朝倉行宣住職が始めたのが

 

      『テクノ法要』だそうだ

 


 

朝倉住職は

『寺離れ』を加速させるお寺への大きな誤解があるとして……たとえば

 

いつのにか「法要」は亡くなった人のためにあるもの、と捉えられるようになってきてしまった。そうした誤解はどうにかしないといけないと思っています。

と言ってはいるけど…

 

これは観点が間違っている

 

 

そもそも用事も無いのに寺やお墓や納骨堂なんかに行くのか?

 

一般的に寺や僧侶に用事があるのは

葬式

法事法要

 

これしか無い。

 

まぁ、この他になんかの教室やサークルなどをやっているならそれを含めて。

 

 

寺で無くても用事が無いなら、よっぽど楽しい事がなければ行かない…

やる事が無いのに行く場所は…『行くと何かある』と思える場所。

でも、寺や教会には無い。

 

しかし……

     その前に『入り辛い』のだ。

 

 

 

これは流行らない飲食店などによく似ている。

皆さんも流行らない飲食店って『味』っていうのもあるけれど客が『入りづらい雰囲気』が出ている……店構えとかね。

 

そんな入り辛い店作って上手く行くわけがない。

 

 

寺も同じだね。

観光地になっている寺以外、あらゆる現代の一般人を拒絶する雰囲気が全開なのを…僧侶や住職は気付いていない

 

 

テクノ法要も

続けていく事

法要の内容や曲を毎回変えて、飽きさせ無いよう運営する事

一人勝ちに成らない様な方法を考える事。

 

運営方法は色々あるけれど、

まず、寺に人を入れなきゃダメ

 

そして最重要な事は、飲食店なども含めて…

何の行事も無い日にリピートしてもらえる仕組み』を考えて実行する事が肝要だ。 

 

今の世の中、檀家はまず増えない。

だから核家族化した世代に葬儀で利用してもらい、月命日などの法要で繋がりを持つ。

この当たり前な事を生み出す努力をしないといつの間にかに誰も来なくなる……

 

遺族、檀家が自ら寺との関わりを断つ…

楽しく無いし、面倒くさいからだ。

 

テクノ法要…あれはニコ生会議での事だから話題になっただけ…



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ただの坊主のパフォーマンスで終わっちゃうと『親鸞』が泣くよ……

 

       頑張れ!朝倉住職