今朝、互助会裁判の記事を見つけた。
ベルコ裁判 代理店長は「商業使用人」か否か 会社組織の大半が委託 (労働新聞社)
このベルコは葬儀業界で最大手の組織。
年商も当社の16倍(600億)ある。
この記事にもある通り、
各支社で業界の自己満足資格である葬祭デレクターと管理職が数名、バイトの式場内スタッフが居るだけ。
あとは代理店が、葬儀施行と営業を行う。
(といっても、ベルコ支社のテーブルが代理店とかね……)
当然、超傀儡の代理店だ。
しかも、大きな利益が出ているのは一部の代理店だけで、ベルコからの貸付金で借金まみれの代理店も多い。
そして…
不思議な本社、支社、代理店の関係がある
まず、ベルコ本社の社員は40人位しか居ないはず。
ホームページ等にある7000人の従業員は業務委託契約した代理店社員とかパートとかだ……
支社、代理店、本社はそれぞれ業務委託契約で結ばれている独立した組織のはずなのに、本社から各支社の支店長が任命されて赴任したり……
支社は代理店と委託契約が無いのに業務を管理していたり…
何かあっても、トカゲのしっぽ切りみたいになっていて、責任が本社や上の組織に及ばない様になっている。
複雑奇怪で…端から見るとズルく見える…
裁判は代理店店長が本社を不当解雇(代理店契約解除)を訴えた。
普通なら支社を訴えるのだか、支社と代理店には業務委託契約はないからだ。
それに…当社の顧問弁護士を利用する人は、代理店がなかなか解約手続きに応じ様としない、解約手続きが判らないというのが多い。
いままではそれでも良かったけれど……
いまの世の中は
不正などのズルい事は明るみに出る様になって来た。
今回の件は多分…
最高裁まで争われるだろうけど…
いまだに飛び込み営業を行っている会社だからどちらに転んでもイメージに影響が出る……
経営陣はいまだに毎朝『社訓』や『信条』を代理店社員全員に唱和させるヒマがあるなら、現在の社会を勉強した方が良いね
まぁ、潰れてくれたら他の葬儀屋は喜ぶのだけれどね……
昭和の遺物がどうなって行くのか……
とても興味がある……