死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が謙遜.誇大などせず、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

超ツイてるじーちゃんの…豊かな人生

 

 葬式を見ると…

    故人の人生が成功か失敗かが判る

 

結婚式は呼ばれないと行けないけど

葬儀は行きたければ誰でも行く事ができるからだ

 

 

昨日、99歳のじーちゃんの通夜を第二営業部部長の女の子が施行した。

 

99歳にもなると、本人も子息も社会から退き参列者も少ない為、葬式も小規模なものになる。

 

遺族も2部長もそのつもりで、支社の70人位を収容できる斎場を使ったのだけど……

 

260人(香典受領番号で)以上の参列者がやってきて入り口から溢れてしまい…

車庫にいた運転手やら何やらかき集め、慌ててテントを立てたそうだ。(+。+)アチャー

 

   この年齢でこれだけの人が集まるのは…

       

       『奇跡』

 

 

昨日、錯覚している『裸の王様』の社会で中途半端に偉いおじさん達の事を書いたが、

 

however-down.hatenablog.com

 

 

こんなおじさん達の奥さんも『勘違い』している人が多い。

 

自分の家柄が良いとか、社会的地位が高いからと……勘違いして

 

でも殆ど参列者が来なくて大量に余った会葬御礼…

 

自分達夫婦は社会的に誰も信頼、信用、畏敬の念を抱いていない事を思い知らされた奥さんが…

しょんぼりと帰って行く事もある………

 

 

ただ最近は、定年を迎えた遺族などは、小規模な葬儀で内容を豪華にしたり、

習わしに縛られる事なく故人や遺族らしい事に凝る遺族が増えていて、この事に本社は特化していて

今回も、前半が仏式で後半のスライドショーから音楽葬の二部構成。

 

 

今回のじーちゃんとは、

以前、ある大金持ちの旦那さんからの紹介で…

 

某軍人会の最期の例会の仕事を受注、司会進行と当社オーケストラの軍歌演奏を聴いて生前予約をくれたのが始まり。

 

もの凄く明るくて…『超ツイてる』じーちゃん。

 

真珠湾攻撃から戦争に参加していて

 

乗った駆逐艦は2隻沈んで太平洋を2度漂流…同期の戦友は全員戦死したのに3隻目は沈まず生き残り……

 

 


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終戦直後は復員船の乗員として 

帰還後は教師として…また民生委員として社会に貢献してきた人。

 

奥さんの話では

誰にでも優しく公平に怒る事も無く穏やかで……関わった人や仲良くなった人には最期まで責任を持ったそうだ……

 

2部長に依ると、若年層から車椅子に乗った年寄りまで均等に参列者したとの事。

 

     みんなに幸せを与えた証拠だ

 

このじーちゃんの人生は、波乱や喜びに富んだ豊かな人生だった

 

 

葬式を見ると…

    故人の人生が成功か失敗かが判る

 

 

こんな人は彼岸に行っても幸せに皆の縁起の中で必ず永遠に幸せに生き続ける………