死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が謙遜.誇大などせず、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

『老害夫婦(--#)』と『ぼよよん行進曲』…部長の施行日誌φ(.. )

今週のお題「わたしの春うた」

 

営業部長の女の子から『施行報告書とボイスレコーダー記録、日誌』クラウドネットワーク経由で送られてきた。

 

彼女は先日のお昼過ぎに前に記事を書いた男の子を彼岸へと送り出した。

 

however-down.hatenablog.com

 

施行報告書、総施行ボイスレコーダー記録と日誌を聴くと…大変な事があったようで…( ̄△ ̄)

当社は言った言わないが無いように葬儀や打ち合わせなど会話全てを録音している。

そして私も葬儀本社社長の女の子も、任せた仕事には手や口を挟まない。

 

 

親戚や参列者の中には、

やはり…変な人もいる。

 

内容を総合すると以下の通り…

 

 

通夜にやってきた某親戚の初老夫婦が、子供のお母さんに強いもの言いをした

 

お母さんは亡くなった自分の子供の為に、

毎日、子供が好きなもので食事を作り続け供えていたのだけど…

 

『亡くなった者には『霊供膳』を出なければならない。今すぐ葬儀屋に言って取り寄せなさい!』

 

『園児服とは何事だ!白装束にしなさい!』

 

挙げ句に

 

『若いのにこんな立派な葬式して見栄を張る必要はない!』

 

と周りに聞こえる大声でお母さんに言っている。

 

いわゆる『自己承認要求』

 

皆さんの周りにもこんな人が居るはず。

 

しかも…それを離れて見ていた旦那は何も言わないし…

こんな旦那も居るはず。

 

部長が祖父母にどんな親戚か聞いて、

 

『葬儀はこの子と両親の為にある、葬儀や供養の方法を両親に言うのは余計なお世話だ』

 

と言って徹底論破。

 

大体…5歳児が『霊供膳』のおかずを食べるわけない( ̄△ ̄)

 

祖父母曰く『何にでも1回以上、ケチをつけなければ気が済まない夫婦』で、親族達は全員、煙たがる存在と言っている。

 

部長は後から揉める可能性があるので、当社の顧問弁護士を呼び出し式場内で待機させた。

 

通夜終了後も…

通夜の在り方、

同年代の子供が斎場にいた事…

など…あらゆる事に因縁を付けたので

 

ウチの弁護士2人が『これは名誉毀損と威力業務妨害にあたる。民事刑事告訴する!』と言うと…怒鳴り散らして帰った。

 

この様な老人は『老害』の典型例だ

 

そして参列者、親族、僧侶も…誰もが遺族の最期の思い出に誰も責任を持とうとはしない。

 

 

 落ち込んだお母さんの為に

『明日の朝、お弁当を作って持たせましょう!』と部長が提案。

 

一緒にお弁当の材料を買いに行った…

 

 この遺族の両親、祖父母、そして男の子にとって最期の夜で、明日のお弁当はお母さんが作る最期のお弁当なのだ…

 

 

 

更にその老害老人が帰る間際に

 

『親より先に死んだら三途の川で石を積まなければ渡れないよ、鬼に積んだ石を崩される。河原の渡しに(奪衣婆?)騙されて、河を渡れない』

 

と何処かで聞いた余計な事を言った為、お母さんが泣き出してしまい…急遽

 

男の子の手に『地蔵印』を結ばせ『バジュラ(三鈷杵)』を技術直轄子会社に3Dプリンターで作らせて子供の首に掛けた。

 

『万が一、賽の河原で石を積む事があって、石塔を鬼が壊そうと金棒を振り上げると、雷が落ちて鬼は丸焼け…

 

奪衣婆も同じだ

 

その光と音を聞いた地蔵菩薩がやって来て、無事に極楽浄土に連れて行ってくれますよ。お子さんの浄土への旅は快適です』

 

と、言ったら少し明るく笑みがこぼれたそうだ…

 

部長はこの親子に何としても最高な思い出を作る…

 

告別式も終わり…

顴骨法要の最後の最後…

 

両親だけの時間を作って

 

両親だけの為にサプライズでこの曲を演奏した…

 


ぼよよん行進曲 中西圭三 生歌

 

中西圭三さんの『ぼよよん行進曲』。

この曲は今までで二回目の演奏…

私もこの曲には個人的に思い入れがある。

 

演奏の後…お母さんと部長は抱き合って泣いたそうだ…(演奏主任談)

 

いま、このお母さんは小さく小さく縮んでいる…

でも、それは大きくジャンプする為に必要な事…

この曲の様に大きく飛んで欲しいと心から願っていると日誌は締めくくられていた…

 
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この子は必ず浄土でお母さんのお弁当を食べて楽しく過ごしている…(画像はイメージ)