死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

なぜ、いつの間にか高額料金を請求されたのか?

 

……ある読者さんの記事を読んで…

 

先日、私が読者登録をしてるブロガーさんの記事でこんなのを見つけた(・ω・)

もちろんブログ主のBetty (id:Betty0918) さんにどうこうってのは完全にないよ(^_^)ゞ

 

記事は

今朝のNHKニュース『おはよう日本』で、「葬儀代が高すぎる」について取り上げていました。

NHKの番組について書かれていたんだけど、番組の気になる点があるの


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「約65万円の家族葬プラン」が3日後、提示された見積りは家族葬1日で224万円。見積りには祭壇オプションとして思い出パネルやメモリアルスクリーンなど、頼んだ覚えのないサービスがいくつも含まれていました。

「これは必要ない」と申し出るも、「式の進行に欠かせない」と言われてしまいます。

この先は、もちろん私の個人的意見だよ


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私が思うこうなった原因は……

まず、小さな葬儀屋に依頼すると、仲間の小さな葬儀屋を呼んで一緒に葬儀をやるんだけど、よってたかって料金を取るから記事みたいな高額な料金って事になる場合がある

 

例えば「市営の祭壇の無料貸し出しがあるにも関わらず44万円の追加がある」ってのがあるけど

無料の祭壇は剥き出しの祭壇だけの貸し出しだけ、

これでは葬儀が出来ないから祭壇の装飾や祭壇の花 (通常はスプレー菊の花祭壇) は別料金なんだけど、ここに花屋を始め様々な小さな葬儀屋が関係して料金が発生する…とか

 

あ、ウチは全てを自己完結するからこんな事はないね

 

あと、

 

見積りには祭壇オプションとして思い出パネルやメモリアルスクリーンなど、頼んだ覚えのないサービスがいくつも含まれていました。

「これは必要ない」と申し出るも、「式の進行に欠かせない」と言われてしまいます。

結局、家族と相談して別の葬儀会社に依頼します。費用は100万円余りに減りました。

老舗の葬儀会社のスタッフさんに最初の見積もりをチェックしてもらうと「市営の祭壇の無料貸し出しがあるにも関わらず44万円の追加がある」「基本プランに入っているはずなのに骨壺がアップグレードされている」

これ、葬儀屋のスタッフに営業ノルマがあると起きやすいんだよ

 

特に大きな葬儀屋のスタッフには必ずノルマがあるからノルマ達成の為に提案営業をするんだけど、このやり口は汚い

   あと守銭奴の経営者もやるわ

 

ウチも当然、提案営業をするんだけど、ウチは必ず提案前に見せるんだ

       骨壷も棺桶も祭壇も花もね

 

例えば音楽の公開リハーサルや毎日ロビーでの様々な演奏や故人の思い出の物などの展示はロビーでやって、

見せて聞かせて感動させてから提案営業するの。その方が成約率が遥かに上がるし、遺族も納得するんだよ

そして遺族の想像を遥かに越え、価格の以上のものを提供するんだ

 

 

それから…一番重要な事がある 

遺族も葬儀屋はビジネスとして葬儀を請け負っているって事を忘れてもらっては困るよ σ(^◇^;) 

 

他の葬儀屋は分からんけど

ウチは…社員達の幸せで安定した生活の為の資金を集めるのが目的で、遺族に対するあらゆるサービスは、それを達成する為の手段の一つって位置付けなの

たまに「大切な人を失い悲しんでる遺族に、カネを請求とは何事だ!非常式だ!これだからこんな仕事しか出来ないんだ」と偉そうに言う遺族や親族がいるけど、

      カスハラで訴えられるよ

 

ウチでは10年前から数えて十数人を訴えて全て勝ってるわ

 

続く…

次回はNHKの番組で言ってるエンバーミング云々について書くよ

 

            ……桃子の日誌…