死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

チェリーブラッサム

 

……桜は桜、日本人は日本人

   ポトマック河畔の桜並木の思い出 …

 

昨日、今年始めて「チェリーブラッサム」の演奏で故人を送り出した。

この曲は歌詞や曲名から山下達郎のクリスマスイブと同じ期間限定で演奏するの。

 

1ラボ執務室から見えるまだ細く小さな桜の木にも蕾らしきものがポツポツ付いていて、既に初春だね。

 

私は「藤の花」が好きって書いたけど

藤の花が咲く前に満開になる「桜」も大好き

桜の花はアメリカで私を励ましてくれた花なんだよ

 

私と後輩社長は某資格習得の為に交代でアメリカに通ってたんだけど、私は過労などもあって…所謂「ホームシック」になってしまった。

まあ家に帰っても家族は居ないから純粋に日本に帰りたい……って。

 

心配してくれたアメリカ人の友人達が

「モモコ、ポトマックに行こう!」って誘ってくれた。

飛行機を降りレンタカーに乗って……

 

ポトマック河畔は日本そのものだった(o;ω;o)


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涙が止まらない私を友人達がいっぱいいっぱいハグしてくれる。

 

私達を見た老婦人が「貴女の国の花だよ~(#^_^#)」って私の手を握り

「ファイト!」って言ってくれた ( ノω-、)

 

凄い嬉しかったし、

ちっぽけでも「私は日本人なんだ」と強く意識したよ

 

この日アメリカ人の優しさに触れてホームシックも収まり…………

 ……………まあ…何とか現在に至る

 

 

1ラボに植えられた桜の木はまだまだ細く小さいけれど、細く折れそうな枝に満開の花を咲かせるんだよ、それは

 

         小さくったって桜だから

 

まだ固い桜の蕾は忘れがちな

    大切な事を思い出させてくれた

 

          …………桃子の日誌…