まあ結局「見栄っ張り」な経営者は会社を潰すって事なんだよね………
昨日の夜遅く
さっきまで生きていた男女の特殊復元中に、知り合いの私と同年代の会社経営者から
「400万円ほど融資してくれないか?」と直接電話で言ってきた。
勿論、融資などする気は端から無いけど、どうして倒産するのか?を聞いてから
「貸さないみょん~!」
って言おうと思って話しを聞いた……
何の事ない「勘定合って銭足らず」つまり、黒字倒産するってワケ
私は以前、キャッシュフロー(一定会計期間にどれだけの現金が流入し、どれだけの現金が流出したかという資金の流れ)と黒字倒産に付いて書いたけど
これと同じ
黒字倒産は、帳簿上では問題なく利益を得ているにもかかわらず、費用の支出を行うだけの現金が手元にないことで、支払い能力がなくなってしまう状態です。
創業手帳より
黒字倒産はなぜ起きるのか?その仕組みや注意点を実際の事例を交えて解説 | 起業・創業・資金調達の創業手帳
いかんねコレ
彼は営業の才能があるが故に、急激に会社の取引規模を増やし、いつの間にか入金前に支払う様々な経費の額が増えて、手持ちの現金が枯渇しちゃったワケ。
彼とは業務内容や取引対象が違うけど、私達の場合、掛け売りみたいに後日入金されるのはクレジットカード決算だけ、しかも直葬や自宅葬などの少額。殆どが30日以内に入金される
だけど会社と会社との取引だと60日後なんてまだ良いほうで、90日後ってのはザラにある
しかし彼の会社は起業約1年半。まだ信用もないから与信もない
支払期日は30日後で取引先からの入金がなければ運転資金がすぐ枯渇だよ。
それなのに(・・;) 人材育成とかって社員も増やし、社屋も広くする。経費を無計画に増やすからますます資金が足りなくなる
それに借入金が400万円って、不足を補う分しか借りないってのがね……
普通、黒字倒産しそうなら最低約3か月分+α(1500万円)は借りないと、来月、再来月だって足りないよ。
そこら辺が経営者に向いていないんだよね
だから「融資する代わりにウチの会社から5.6人役員と執行役員を送っても良いか?」って言ったら「嫌だ!」そうで、
「じゃあね~♪(´ε` )」と電話を切った
まあね、彼はヒラ営業には向いているが、営業部長なとの管理職、ましてや経営者には向かないな
彼は間もなくあの少額で不渡りを出す、それでも社員達も若く辞表も書いてないから直ぐに再就職先が見つかるだろう、それだけが不幸中の幸い
私もそうならない様に気を付けよ~( ̄0 ̄)
…………桃子の日誌…