「桃さん~あの本私にも又貸してー」
休みで二度寝していたら、4ラボの現場代理人の女の子の電話で起こされた (+_+)
「陸軍大尉伊東孝一の戦い」
私が今から6~7年くらい前に買った本の事
私は一部の人が崇拝する盛田昭夫と井深大、松下幸之助、本田宗一郎 …氏みたいな経営者の考え方や経営哲学などは殆ど興味が無い
第1第2次大戦の現場士官が、戦略達成の為、作戦計画の立案や行動に興味がある………
特に“この本”を読んでから、持久戦の集大成とも言える沖縄戦に興味が湧いて、国立図書館に通って「沖縄陸戦の命運 伊東孝一著」も読んでしまった
私も沖縄で見たけど、
沖縄には様々な日本軍の玉砕の碑が建っているが、この歩兵32連隊の碑だけが「終焉の地」となっている
この32連隊だけが玉砕する事なく沖縄戦を最後まで戦い抜く
この連隊には伊東大隊長だけではなく、第二大隊の志村恒雄大隊長もいて、二人とも二十四歳の大尉さん
志村大隊は前田高地(ハクソーリッジ)で米軍を徹底的にタコ殴りした部隊だ
(映画 ハクソーリッジ 志村大隊の皆さん)
彼ら若い大隊長の優れた指揮能力もそうだけど、部隊の強固な団結、絶対諦めない根性、そして
勘や精神論一切は排除され
彼らの前にある現実と、今までに得た経験や知識から作戦計画を立てて、部下を励ましなから終戦の日まで戦っていく。
色々な下請け孫請け会社の社員を率いて工事を完了しなければ成らない現場代理人の女の子に必要な本だろうね。
(故 伊東孝一氏)
もし、貴方が上の立場になって悩んだ時、突破するきっかけを与えてくれる本です。
是非、御一読下さい。
…………桃子の日誌…