死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

猫の命 人の命

 

熊本から「人の鑑」が旅立った。

 

 

(熊本)市によると、男性は1人暮らし。13日に陽性と確認され、保健所が健康観察していた。16日午後、血中酸素濃度が低下していたことなどから保健所が男性に入院を勧めたが、「ペットの猫の預け先がなく入院したくない」「入院は最後の手段。具合が悪いときは連絡する」と拒否していたという。

 

19日朝以降、男性と連絡がつかなくなり、同日夜、保健所の連絡を受けた警察官が室内で倒れている男性を発見した

西日本新聞 2021 8/21

 

非常に無念で痛ましい事象だ………

 

 

都内ではアニコムが以下の取り組みを行っているけど……

 

……諸条件があり大型犬を預かってもらえない

 

当社で始め様にも、大問題なのが「多数の大型犬に対応できる広い土地」が無い事。

 

 

故に、先程支社や連結子会社のある市議会議員を叩き起こし

「コロナ患者のペットに対する自治体の姿勢」を追及し、道徳的振る舞いと選挙協力をネタに「コロナ患者のペットの為に今すぐ対処しろ!!」と可愛らしい恫喝に似た様な陳情をした…………

 

 

この男の人……最期まで自分の家族を守った

ただね、自分に何かあった時、猫が如何なるのか?を考えていなかった事が最大の過ち。

 

私達は一人暮らし老人が遺したニャンコやワンコ、文鳥、ウサギ……などを引き取り暮らしている。

ペットと暮らすって事は自分が死んだ後のペットの行く末まで考えなければ成らない。これは義務であり、上記の老人達は何も考えていなかったね。

 

この男の人の場合、まず自分に何かあった時、猫の預け先が無いのなら、コロナウイルスに感染し発症してはいけないんだ 

 

仕方ない?そんな事ないよ

マスクを正しく着け、アルコール清拭、三密回避していたのかな?これで殆ど感染発症を防げるはず

 

それと、猫を迎えたらすぐに預け先を見つけておかなかった事かな

 

これで猫と幸せに暮らせたのに………

 

 

でもね、台風で増水した家に「仕方ない」と、今まで自分達に利益をもたらし

「またウチのこに生まれて来なさい」と戯け事をいってる…犬を置き去りにして溺れ殺したブリーダーより1億倍以上、素晴らしい人間

 

彼は自分と家族である猫の命を等価と思っていて

 

 

故に私は「悲劇」だと言っている

 

 

この男の人みたいなケースは幾らでも出うる事。

自治体議員はこの様な事象を探し、話しを聞いて対処方法の計画を立て、議員の同士を集め自治体の財務を恫喝して即、予算を調達。即、行動に移す。

ペットホテルなどと自治体が提携して、コロナに感染した飼い主が、安心して治療出来る環境を提供するのが、自治体議員の仕事。

 

予算が足りないなら政府を動かす事もね。

 


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私は、残された猫が新しい家族と出逢い、

彼が浄土で安祥に暮らせる事を願わずにいられない