ホームレス………
私は…死んだホームレスと、元ホームレス以外は関わりたくない…
……当社の総務局は…
素生の分からない外部の人の入室を徹底的に拒む。
警官も議員も役人も同じ扱い。
保育園と同じ中からロックがかかっていて、キーを持っている人間しか入れない。
女の子だけ、しかも小さな子供達や、車いすに乗りっぱなしの障害者もいる。
安全確保の為だ。
猛嵐の夜……
そこへホームレスが中に入れてとやって来た……
こんな感じの事が台東区の避難所で起きた。
台東区避難所は断固ホームレスを拒み、中に入れなかった………
この出来事…
目からウロコが落ちた
台東区同様、ホームレスがやって来る事など全く想定していなかった……
賛否両論ある様だが……
台東区の対応を、非人道的だと脳みそがスポンジ状ヤツらが言ってるが……
アンタの家に泊めてあげれば宜しいでしょう
今だって困ってるぞ…
台東区に行って「私の家においで」と招けば良いのでは?
台風は行ってしまっても…
衣服は濡れたまま
寝る所は泥だらけ
段ボールも落ちていない
朝は放射冷却で冷える……
可哀想でしょう…命に関わる緊急事態…
自治体や区が対応すべきなど逃げずに
偽善者では無く、口だけでなく…人道的な貴方は当然、ホームレスを家に何人も入れるのだろうな!
特に避難所に抗議した議員
今、自宅にホームレスが大勢いなければ、権力だけが目的で議員になった詐欺野郎だ
ホームレス当人が「台東区は非人道的」と云うのは分かる。
しかし、批判するだけの評論家が「非人道的」などと云うのは、笑い過ぎて片腹痛い。
それだけホームレスや、見た目が不逞の輩に思える人を、無条件に受け入れるのは大変な事なのだ。
そこに家を失った当人の経緯や感情など関係は無い………
………ただ…
避難所職員の対応が…「決まり以外の事はやらない」と云うより「やったら怒られる」って感じがありありと出ていて
「決まりに従っただけ」って感じで答える
アドルフ.アイヒマンは「仕事だから」と淡々と一生懸命に殺害業務をこなした。
アイヒマンの行為をハンナアーレントは「悪の陳腐さ」の一例と捉えた。
これと何ら変わりはしない
完璧な上意下達の組織では
東北震災での大川小学校みたいな事が必ず起きる。陳腐化した組織だからだ。
故に、現場の現状に則した対応が出来る仕組みが必要不可欠
何かあった時、良い考えなんか直ぐに閃かないのだから
あらゆる場面を想定し、現状に則したマニュアルに作り変える事が肝要なのだ。
私達の会社は震災の時、
食料、水、電源、医薬品、暖房、冷房、簡易手術室…物資は全て放出、室内は一部だけを解放するだけ。
あとは横幕有りのテントで野戦病院の様に、動物たちを含め、来る者全ての対応をする予定だったが……
次のグループ会議までに、改めて全てを考え直す事となった。
でもね……
幾らこの様に騒ぎになって、ホームレスの人が避難所へ入れてもらっても、今度は利用者から排除される。
日本だけでは無い、全世界での現実だから
この一件は口伝えで、他の仲間にも伝わっているはず。
今のままで良いのなら、そのまま段ボールやテント、軒先で死んで…腐る事を覚悟しなければ成らない。
しかし、この件で憤りや不条理を感じるのなら、今のまま居なければ成らない理由を語るのでは無く…
自らの足と声で、支援団体や行政に助けを求め、ホームレス生活から抜け出す行動をしなければ成らない。
例え何度断られようとも……
いきなり実社会は無理。まず、ホームレスの雰囲気を宿泊施設の仲間と協力しあって取り払わないと。
そして、社会性を取り戻す。
必ず行政や支援施設は助けてくれる
そして、頼る事は恥じではない!!
恥じなのは、助けの手を差し伸べられても、逃げたり、格好つけたり、面倒くさがり断る事だ。
ただ、どれだけの路上生活者が、そう思えるのかは判らないけど………
これから路上生活者の民生葬が増えそうだ…