死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

長い間……

 

御年92歳…(v_v)

自宅で婆ちゃんが逝った

 

 

 久しぶりの自然死……

     見事な婆ちゃんだ

 

 

 

夕方、離れて暮らす孫から発注があって、警察から連れてきた。

自分の子供達は既にこの世に居ない

 

 

95歳の爺ちゃんは歩けるけど…

動かすと死ぬかもしれないので自宅で婆ちゃんの帰りを待っていた。

 

 

二人歩む事…七十有余年

戦争を生き延び…


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二人三脚とはこの事を言うのだろう

 



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お孫さんから

婆ちゃんの遺影用の写真を選んでと古いアルバムを見てると『時を見ている』気がしてくる

 

 

遺影用の写真を選び……

特に思い出になりそうな白黒写真を数枚カラー化する為に預かる

ついでに爺ちゃんの遺影用の写真も………

 

 

………お孫さんと葬儀の打ち合わせをしているうちに僧侶が枕経にやって来た……

 

 

……枕経が始まり………法話が終わった

 

 

爺ちゃんは

婆ちゃんの枕元まで這って行き

 

    『長い間…お世話になりました…』

 

 

と…大粒の涙を流し、大きな声でお礼を言った

 

 

これは……

私や秘書の女の子、坊主…

    その場にいた者全員が泣いた

 

 

この爺ちゃんの言葉には

幸せにしてもらったあらゆる対価が含まれている

 

 

 

良かったね…婆ちゃん………

 

 

死は生の一部…

 

生(せい)の最期に、

この対価を受け取れる人は少ないんだよ……