死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

祖父母の顔を 誰一人知らない人って居るのか?

 

昨日の夕方……

 

ほんさき (id:honsaki) さんの記事を読んで

 

 

それでも、記憶にない人ではあるけれど、写真の笑顔の祖父に、
自分との記憶にないエピソードに、私は随分救われてきました 

私がいることが、「嬉しくて嬉しくてたまらない」なんて思ってくれる人が、
この世に確かに存在していたなんて、なんと幸せなことでしょう。

 

なんかホンワカしていたら

 

 

そういえば私、

両親の(両親)爺ちゃん婆ちゃんの姿形、顔形…何にも知らない

 

もちろん性格とか声も一切知らんや

ふと…そう思った

 

 

母親が死んだ時……

今よりも世間知らずで相続関係の対応は、当時バイトしていた葬儀社の行政書士にやってもらい……

戸籍(全部)謄本などもきちんと見ていない。

 

 

私は食べて行くために忙しく

いつの間にか忘れていたし、気にも成らなかった

 

 

まぁ…知らなくても

日常生活には差し障りは無いから良いけど…

 

親子3人で暮らしていたマンションから、今のマンションへ引っ越す準備中に、両親の遺品の写真の中にも1枚も無い。

 

 

私が出来ちゃったおかげで

両方の親、四人共に仲違いしたとは言え、徹底的に自分達の親の記録を排除し決別する……

 

それは両親の自由だけど

娘の為に写真の1枚くらい残しても良さそうなもんだ

 

 

それに

お子ちゃまの頃、爺ちゃん婆ちゃんの事を聞くと、露骨に不機嫌な顔ではぐらかし…

 

大人になってから聞くと

教えてはくれたけど、もっと不機嫌……

 

 

だから聞かなくなった

両親の事もね

 

そばに居た専務に「あんた如何なの?」って…聞きそうになったけどやめた。

彼女は私なんかより遥かに複雑な家族関係だったよ…

 

 

戸籍全部謄本を取り寄せてみようかとも……

でも、全部やめた

 

まぁ…歎異抄の中に

「殺す縁、殺せぬ縁」と云うのがある。 

 

 

私が知らなくても良い事だってあるし

 

私は過去より

未来に多くのモノを残しているからね。

 


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………しかし

 

完全に干上ががっていた過去への「縁の澪(縁を結ぶ水路)」に水が流れて行った……

 

 

      いつか過去を

    知る日が来るのかも知れない

 

 

 

      ………………しょげないでよbaby

 

 

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」