死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

部落.同和地区の人々と『白山比咩神』

 

 

昨日…家族葬(自宅)を受注し

専務とこの間入った赤門の女の子が担当する

 

 

遺族の自宅があったのは…

    ある部落だったそうだ

 

 

私は一度、部落同和の事を書いた

 

 

 

私たち葬儀屋、納棺師を含む

穢れた穢多や部落、同和地区に住む者達への差別は強い。

 

 

そんな地域の殆どには

白山信仰白山比咩神(しらやまひめかみ


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を祀る神社や祠がある。

 

 

専務からの受注レポートを見ると

受注したこの地域にもやっぱりあった……

 

 

何故、部落住人が白山神を祀るのかは、まだよく判っていない

(部落住人から)生まれ変わりや、ケガレを払う神と言われているからかも知れないけれど…

 

どの神仏にも…そんな『神仏』の様な力など無い

 

 

遺族は部落住人という事だけで

部落周辺にある人々がやりたがらない収入も低い仕事に就き…

あらゆる事が部落内で回っている様で…排他的な雰囲気もあるそうだ

 

 

くだらぬ風習だけど…

多分、永久に無くなりはしない。

人はそんなもんだから。

 

今の状況の中で幸せになる行動をするしか無い。

 

 

 

部落と言われる人々の宗教宗派は浄土真宗が多いけど……

この遺族は白山神だけを神棚に祀っていた。

 

 

 

都内には白山(はくさん)神社があるが、

 

(はくさんじんじゃ)と呼ばれている神社は、一般の村落が祀る神社を指し…

 

(しらやま)と呼ぶ場合は、被差別部落が祀る神社を指すという区別があるようで……

 

しかも殆どのしらやまには神主が居ない。

 

 

はくさんから呼んでも、嫌な顔されるのがオチ、神職は特に穢れを嫌うから……

 

 

 

専務は、その様な私達エタの事情を正直に話し、浄土真宗(真宗大谷派?)での葬儀


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遺骨は合葬墓を勧め…決まったそうだ

 

 

こんな部落が

今もそこら辺に…普通に存在する。

 

 

 

 

よく差別反対とか言う人々がいるが

 

妄想を語っても…

行動したって何一つ変わりはしない。

 

 

本当にそう思っていても、周りからの『同調圧力』に負けて…不本意でも差別をするのが人だから……

 

     これが目の前にある現実だ

 

 

それに『○○差別反対』と言う事も当事者を『差別』する事だとお気付きか?

 

 

世の中の全ての言語から『差別』と言う言葉が忘れ去られ……

 

差別と言う言葉が消えて無くならない限り『差別』は無くなりはしない。

 

 

      アホみたいな世の中だ………

 

 

           …………専務のレポート