死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

「決算手当て」利益を上げる為の諸問題を『金』で解決する

 

都内でソメイヨシノ満開の発表。

 

 車で走っていても

    至る所の桜が満開


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春眠暁を覚えず

処処啼鳥を聞く……と

 

孟 浩然は詠んだけど…

 

私も…春は車の窓からさす柔らかい日差しが心地よくて、到着も知らず

「遺族の家の前に着いたよ!!起きて!」と秘書の怒る声が聞こえる……って感じ

 

 

昨日……

私と後輩社長と随行秘書の四人が着いた場所は、ある経営者の集まり

 

 

会議の懇親会で、ある偉そうな小企業の社長に

「おまえらの会社なんで毎年毎年、利益が増えるんだ??特に決算月に?それに何故、人手不足じゃあないんだ?葬儀屋なのに…」

 

「お前と違って頭が良いからだハゲ!」と言いそうになったけど

 

「働き者だけがいるからだよ」と答えた

確かにそうだが、それだけでは無い

 

 

 

当社の決算月は三月。

行政や税法の改定は四月からが多いから

 

 

その決算の後、全社員に同額の決算手当てを支給しているからモチベーションが落ちない。

 

でも、他の会社が支払金額の算定が違う

 

 

普通は利益に対しての何%と人事査定で支給額が決まるが…ウチの場合は

 

 

新年度前に決定された利益額を越えた全額を、社員全員に支払う

(出社日数にも依る。バイトは私と後輩社長のポケットマネーで2万円~5千円の支払い)

 

決定利益額は1月の中~末日までに達成するので、2月~3月末日までの全利益は社員に還元される事になる。

当社の経理は直轄子会社ではフルオープン。

連結子会社では売り上げと利益を誰でも見る事が出来る。

(不用意に社外に公開すると刑事と民事訴訟

 

 

だから経理状況が理解できて打つ手が判れば、決められた利潤は必ず上がるし、自分たちの決算手当ての額に直結するから更に利益が伸びる。

 

何も言わなくても不要な経費は徹底的に削減するし、取り分が減るから人を増やそうとも思わない。

 

そして利益を最大にする為に私達役員を効率的に動かす。

すると自分達が出した意見が通るので、自己重要感が満たされるから辞めない………

 

 

詰まり…利益を上げる為の諸問題を『金』で解決するってワケだ。

 

この事が古いの経営者には理解出来ない様だ。

 

 

周りの経営者の話しを聞くと…

どうも会社と自分の取り分だけが気になる様子。

 

昔はそれで良かったけど今は違う。

 

 

経営者と従業員とは、お互いに強気関係しあわないと確実な利益はあからない。

 

特に従業員が利益の多い少ないは、自分の収入に大きく影響する事を、体感から理解させなければ誰も働かないし

働かないヤツを自浄作用で排除しない

こうなったら出遅れだよ

 

 

よく…売り上げが低迷し、ヤバい雰囲気が従業員に伝わって

従業員自らがムダな電灯を消す様になってからでは手遅れなのですよ

 

貴方の会社はそうなっていませんか?

 

なっているなら……

次の仕事を探し始めた方が良いかもよ