死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

猫も杓子もボヘミアン狂詩曲。現世と理(ことわり)を繋ぐ音楽葬

 

昨日、

餅つき大会の途中から…某大会場へ移動

 

そこで今年最後の密葬後、大規模音楽お別れ会があった

 

 

今年後半は…なんか

音楽葬、ニャンコも杓子もボヘミアンラプソディー…って感じ…

 

同じボヘミアンなのに

今年、葛城ユキの1回の演奏に対して女王様狂詩曲は、ピアノソロ、フルバンド演奏を合わせて10回。

 

 

 

そもそも今年のブームの遙か前からクイーンの曲はリクエストが多い。

 

殆どが金持ちの50~65歳位のおば様からのリクエス


f:id:however-down:20181229192223j:image

当社は故人や家族からの聴き取りと、残された写真から映像を徹夜で作成しバンドやオーケストラと完全リンクさせる。

初音ミクシンフォニー」と紅白歌合戦に非常に近い。


f:id:however-down:20181229193430j:image

f:id:however-down:20181229193556j:image

 

昨日の式はオールクイーンで、ボヘミアンラプソディーを含むクイーンの古い6曲……

 

最後に

Teo Torriatte (Let Us Cling Together)』

 

葬儀、告別式と違いお別れ会だったので、とっても盛り上がってアンコールもあり


f:id:however-down:20181229224221j:image

 

始めて『 Flash Gordon~God Save the Queen』で締めた。

ガールズバンド部隊は殆ど丸6日、徹夜で編成編集と練習を敢行し成功裏に終了出来た

 

 

音楽葬で私達は、開式挨拶、献花、弔辞、弔電の時以外殆ど語りはしない。

作り上げた世界観を壊すからね……

 

 

音楽葬を発注する喪主や遺族は、特に葬儀に対してノスタルジーを求める。

 

 

喪主や遺族が故人と過ごしたその時々の曲や、エピソードに合う思い出の曲をリクエストし、故人との思い出を想起させる

 

曲はその時の自分を思い出し…

参列者をも巻き込み…

聴く者の生き筋の一部と同期する

 

 

参列者は音楽を通して自分の思い出を…

遺族は故人との思い出を

   美しいものへと昇華させて……

 

     やがて…思い出を肯定していく。

 


f:id:however-down:20181230010839j:image

 

音楽は

現世(うつしよ)と

理(ことわり)の間を繋ぐ橋立となる……