死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

「セシルの嘘」大人とJKの事情 ①

 

今日、高校を卒業したばかりの女の子がヴォーカルデビューした ヾ(^^ )

 

 

若々しさを失なわない白いワンピースのロングドレスを着て

素直で技法など必要とせず、誰か一人の心を温めるだけで、周りの心を温める様な優しいハイトーンボイス

 

音楽葬の最後に、松田聖子さんの「チェリーブラッサム」を歌い

青空のもと、清々しい涙で故人を送り出した

 

 

 

彼女とは去年の秋…斎場のロビーであった

 

私は自分担当の音楽葬での空気感を作る為にロビーでピアノ演奏をしていたら………

規制線そばのソファに座っていた彼女が「シェルブールの雨傘」弾けますか?

 


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   〈映画 シェルブールの雨傘

 

 

      「弾けるよ~」

         で、弾いた

 

 

彼女は後輩社長が担当する隣の会場で家族葬を行う遺族の親戚。

その時はそれで終わり、私はすっかり記憶から消去していた

 

 

その後……家族葬遺族の49日の後、

後輩社長に「ちょっとモモさん、これどう思う」と言われ、女の子のバンドだと言う音声ファイルを聴かされる。

 

凄げー稚拙…(-ω-;)

稚拙過ぎて、耳の穴から脳みそが垂れ流しになる様なアマチュアバンドの演奏なんだけど、良く聞くとスラップベースとヴォーカルは巧い( -_-)o

 

 

「ねえ、このベースとヴォーカルの女の子欲しくない?」

『欲しいけど誰これ?』

 

 

前に家族葬を施行した遺族の親戚。

モモさんに「シェルブールの雨傘」をリクエストしたら弾いてくれたって言ってたよと

 

そんなの居たか?

外野のリクエストなんかしょっちゅうで思い出せない。

 

 

ただ、この女の子の歌唱は

80年代のアイドル歌手の歌い方…凄い上手じゃないのだけど、聴く人の心が明るくなる

 

 

コロナ騒ぎでライブハウスもやって無い…

彼女達は人前で演奏する機会を探している様で

 

それで……

大人の思惑を持ってバンドを呼び演奏させる事にした

 

 

            ………………つづく