死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

『私達は生かされている』に現実を変える力など無い。自己満足の言葉

 

今…朝の8時半過ぎ……

 

今日は総務子会社で餅つき

毎年の恒例行事で12/29日に行う

 

12/29はあまり縁起の良い日ではないが

 

根拠の無いものは、影響を及ぼす事はないという事、

思い込に潜在意識を支配されては成らない事を子供達に具体的に教える為に毎年行う

 

 

 

以前、ある老住職が悟った様に

 

ここの子供達は子供らしさが足りない

子供には愛情と夢見る想像が必要だ。

ここの子供達は子供ではない

 

と私の前で専務に余計な事を言う

 

 

貴方が称えるその御題目が人を幸せにする夢から覚めたくないのなら

布団の中で御題目を死ぬまで称えていなよ

ウチの子供達に御題目など吹聴や折伏したならタダでは済まさない

 

と言い返した事がある。

喧嘩上等』だ。

 

 

 

私と専務……いや…

専務は私の100倍以上、目の前の現実に泣いた。

だから、老人住職の垂れ流しの小便臭い理想やきれい事や法話など彼女の心を動かす事は出来ない。

 

 

この世はその時々の環境や状態に適応する為に『常に変化してきたモノが生き延びる』けれど、

短いスパンでは『弱肉強食』なのは皆さんも分かるはず。


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耳触りの良いきれい事だけでは、

そう思っていないモノに利用され搾取され食われてしまう


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『選択と自らの行動』のみが目の前の問題を打開し現実を変えうる……

 

 

 

『私達は生かされている。感謝しよう』

 

   感謝したい人はすれば良いけど……

 

この流行りの理想的な言葉には、

まだ解決していない現実から目を伏せ

『自己満足』をする事は出来るが

 

    目の前の現実を変える力はない…

 

 

 

 

だからウチの母親達は

子供達には理想を夢見る事と、目の前の現実に対峙する知恵と力と行動力を学ばせようとする。

 

理想を夢見る事と、目の前の現実に対峙する事…

これは同等価値を持つテーゼとアンチテーゼ

 

 

 

 

子供達は…

 

目の前にある現実を直視する。

目の前で苦しんでいる人

目の前で泣いている人

自分にはそんな人達を助ける力が無い事。

自分にはそんな人達の気持ちなど判らない事

自分と相手は違う人間だと気付く……

 

 

でも…

そんな人達を思いやる事なら自分にも出来るし、それしか出来ない事

 

 

確かに『子供らしく』は無いけれど

 

私達の子供達は

前に書いた日蓮宗の坊主より人の痛みがわかる

 

 

   だからこそ…誰よりも優しい

 

 

 

 

………ニャンコのノエルちゃんと総務子会社に来たら…

専務がもち米をセイロで蒸していた

 

後輩社長も目に光を取り戻した老犬を連れてやって来た。

 

 

 

     そろそろ餅つきが始まる……

 

二重の(20)の苦しみ(9)を杵で叩き潰すのだ…