音楽葬…今、どこもかしこもクイーンだらけ…
開式前のピアノ演奏は如何しますか?
クイーンもあるよ………と言うと殆どクイーンになるΣ(・ω・ノ)ノ
大体が50代の叔母さま達
しかもBohemian Rhapsodyが必須の曲だ。
遺族は歌詞の内容など知らない……
不思議な内容の歌詞……
この曲が生まれる前……
読者の皆さんがまだ小さな子供だった頃…
こんな歌と童話が生まれた。
ご存知の方も多いはず………
『不思議な絵本』を貰ってきた。
なんか変わったサイズのレコード付きだったみたいだけど、入っていない物が殆ど。
絵本の絵のディテールがどう見ても子供向けとは言えず…
昔のLPレコードの二つ折りの絵みたいだ。
大体が知っている童話やお話しだったけど……
一つだけ全く知らない話しがあった。
『うちゅうせん ぺぺぺぺラン』
まず……以下のリンクを聴いて頂きたい。
なんか…叙事詩的な感じの話で
ウゴウゴルーガを見た時の様に、心に何かを植え付けられたような……変な気分になった。
宇宙船ぺぺぺぺランは27人の子供達を乗せ
アンドロメダへ飛び立つ
男の子14人、女の子13人
宇宙船は飛び続け…子どもは次から次へ結婚していくが、一人弱虫ロンだけが余ってしまう…
ある時、宇宙船に大ほうき星(彗星)がぶつかる…
胴体にあいた大穴を弱虫ロンがベソをかきながらもかなづち片手みごとになおすが、コンピュータが故障していてロンを置き去りに飛び立ってしまう
なかしい地球は 星のかなた…………そして…ロンはきがふれてしまう……
ふるさとの地球は はるかかなた…………
こんな内容だけど…
最後は霧にまかれた感じて終わる……
Bohemian Rhapsodyと同じ感じ。
ハッピーエンドではない
何故、未来の大人達は男の子を一人多く乗せたのだろう……
何故、コンピュータは故障しなければならなかったのか
そもそも……あの老人は何故、子供達の前に現れたのだろうか
どの様にも考える事が出来る………
子供達には少々難しく哀しい内容だけど『性善説』『性悪説』の事を話すによい物語かもしれない。
まさか『人を殺して逃げたい…』みたいな歌詞で、ウチの子供達に語るワケにもいかないからね……
子供達の前に現れた8848歳の老人……彼は弱虫ロンなのか…
ロンの形をした感情が時空を越えたのだろうか…
ペペペペランは宇宙船…
弱虫ロンは星のあいだをただよって
大きな声で歌をうたう
なつかしい地球は 星のかなた…
私達がいまこの時、生きている事…
『晩ごはんだよ』と呼んでくれる人がいて、自分の居場所がある事を喜ぼうよ。
そして、今を漂う弱虫ロンは…
湖を渡る風だったのかも知れない
是非、聴いて頂きたい……