社長が働かない、怠ける会社が潰れるのは…
『公理』だ
昨日の昼すぎ…
以前からウチと業務提携(身売り)したいと申し出があった小規模で普通な葬儀屋に訪問した。創業6年目の会社。
訪問した葬儀屋は一般的な葬儀屋が行う営業を行っていた。
当社は…
看板を掲げる
新聞広告
チラシ投函
電話帳に電話番号を載せる
ホームページ作成
病院事務長の懐柔
などの…普通の葬儀屋がやる営業は一切行っていない。
これは受注数を当社がコントロールする為…
それに…はっきり言ってムダな努力だからだ
他社とは違う方法で受注する
葬儀業界は人件費と固定費以外の原価率がかなり低いのが特徴だ。
なので社長夫婦と従業員2人なら…
一般的葬儀が週に1施行、月に4施行あれば何とかやっていける。
しかし、この葬儀屋は月に1~2施行しかない。
随行秘書が施行日誌を確認すると…
朝の8時半~19時までしか受けていない。
この社長曰く…
『出るか出ないかハッキリしないから、人件費削減の為にあの時間内。それに待機させると辞めるから』だそうだ( ̄△ ̄)
つまり待機は従業員2人にやらせるつもりで、本人は面倒だから待機しない…
人は日曜祭日、時間も関係なく死ぬ。
だから深夜も待機しないと営業機会の半分を失う…
この会社がこうなったのは…威張るだけ目一杯威張るけど…働かない
この『社長』のせいで潰れたのだ
この様な啓発掲示板がある
この内容は経営者にこそ必要な内容
特にこの葬儀屋の社長にね…
そして当社の内偵した債務状況…
この規模の会社で銀行やサラ金から760万円も負債がある…
殆どが葬儀代金の未回収だ…
台帳と施行日誌を見ると…低所得者層の葬儀に様々なオプションを付け料金が高すぎて遺族が払えない。
従業員にオプション付けろと強く命令していた様だった……
こんな働かない社長はそこら辺に大勢発生する。
彼らの起業目的は『生活の為』ではなく
『社長』になる事が目的。
そして……
事業に失敗すると…
もっと資金が有りさえすれば上手くいったと言う言い訳をする。
成功する社長は
10万円の資金でも成功する。
何故なら10万円の資金の時のスタートラインに素直に立ち、資金を自らの手で働いて用意するからだ。
そして…その時に商売のノウハウを覚える。
起業して失敗する社長はそんな面倒くさい事は間違ってもしない。
だから『人は感情を買う』という事を理解していない。
起業の心得は『腹を括って覚悟する』事
これは『公理』だ………
今回の話は当社にとって全くメリットがない…
だから当然お断りした( ̄△ ̄)
それに…
私達の会社には、相手社長の家族や従業員やその家族の将来などには全く責任は無いのだから………
異業種交流会に『守成クラブ』というのがある。
『守成』とは…
『創業は安し、されど守成安がたし』だそうだ
私は会員では無いし、なる積もりは微塵もないが、
彼らクラブの理念には賛同できる。
これから起業する方、既に起業してまもない方。
起業して成功したとは
起業する前に働いていた会社のからの給与年収と同額の年収があって初めて成功と言えるのです。
それまでは…
疲れ果て倒れそうになっても、倒れてしまっても…死にそうになっても、死んでしまっても頑張って下さい。
私も、他の創業し続けている経営者も皆同じでした。
倒れて働けなくなったら元も子もないだろ!
と言う方…
あなたは必ず失敗し、あなたの周り全部に迷惑をかけるから起業はやめて下さい。
『聖書』に良い言葉がある
フィリピ人への手紙 3章 13-14
なすべき事はただひとつ
後ろのものを忘れ 前のものに全身をかたむける
Philippians 3:13-14
It’s free one that I should accomplish.
Something following is left and the whole body is turned to the previous one
起業者の皆さん…
1度事を始めたなら前のみを見て奮闘して下さい。
私も心から応援しています…
頑張って(^^)/