死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

統率者の器 成功の秘訣?

 

今は亡き「小林 正観」氏は言った

 

               “ 経営者は白米たれ ”

様々なおかずは、主食が無味だからこそ引き立つからね。

 

 

だからって訳じゃないけど

私とひかり(後輩社長)は、白米で有り続け……今は、水になろうとしている。

 

代わりに

専務とロリポップ常務は“白米”になる準備をし

 


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      世代交代と言う新陳代謝が進んでいる

 

 

……………白米は無味。

無味故に「経営者としての胆力と覚悟」を徹底的に練り上げなければ「上手い米だ」と社員に認めては貰えない………

 

 

良く経営者などが「成功の秘訣とは」と聞かれた時

 

 「自分の成功を信じて疑わないこと」

 「根拠のない自信を持つこと」

 

 

と、本気で“世迷い言”を言う者が居るけど

複合し連続する大問題に遭遇した時、正しい対処が出来ず、短期間に失敗を繰り返して、会社を倒産させる

 

「自分は失敗するわけが無い」と、傲慢になったワンマン経営者だからだ

 

 

では、私が成功の秘訣とはと聞かれた時、どう答えるのかと言うと

自分の社員や役員、私の周りに集まってくれる人達が最高に素晴らしいから。

 

学歴を取ってみても、私と後輩社長の大学の偏差値は、社員や役員の女の子と比べてほぼ最下位。

 

もちろん人と比べ、ほんの少しだけ商売に長けていたのもあるけれど……

 

 

つまり

「出会い」にツキがあったからなんだ

 

 

 

 続 小娘社長の経営論

   ………次回、社是と礼儀と業務について

 

 

アホのレッテル

 

例えば…

あるレズが、ノンケの女の子に

「好きだから付き合って!」と告白して

 

ノンケの女の子は

「女の子とは無理だからゴメン」と断ったら…レズ女が「貴女に差別された!」と騒ぎになった。

 

 

この話しは何度も例として記事に書いたけど

 

これ……ウチのノンケの女の子にあった出来事で、レズが尾ヒレを付けて大騒ぎし、大学でも問題になり、我がお母さん顧問弁護士が大反撃して、結局、レズは退学した

 

もしウチの会社が弁護士を使った理論武装が出来ていなかった場合、ウチの女の子の方が危なかったんだよ

 

 

自分の意見が通らなければ、「差別って言葉」を使って揚げ足を取り、自分が大好きな彼女まで攻撃する。

異常だよこれ

 

レズだかゲイだか色々あるけど、

それが生理的に吐き気がする人間も普通にいると言う事を認めもしない連中に、多様性と言う言葉を使う資格は無い。

 

人種差別も同じ。

もちろん奴隷制の過去の歴史がまだ続いている強い背景もあるのだが、警官に寄る黒人への暴力だけを問題にするけど、白人にだって警官は同じ事をやってるよ

 

更にシンシナティで、日本人の私に対し「お前はアメリカ人じゃない」と差別しただろう。黒人に言われたから絶対に忘れない。

 

        ゲホ吐きそうな臭い体臭のくせに

 

 

それなのに

「黒人の命も大切だ!」ってナンなんだ?

 

 

結局、この様にして前記事の「無敵の人」になって、黒人を強く批判や非難すると「人種差別」だの「ジェノサイド」って言って

社会的にも、下手すりゃ物理的にも殺す「無敵の黒人の差別白人ハンター」になるんだ。

 

 

本人達は「正義の味方」のつもりでも、そんな騒ぎに巻き込まれたくないマイノリティーや黒人も大勢いるのにいい迷惑。

 

更にそれらの運動に参加しない、むしろ反対の同胞達を仲間はずれやイジメたり………

 

 

こんな連中は「無敵の人」では無く

 


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「アホな人」と言うんだよ。

 

 

そうそう!!

大坂なおみ氏はうつ病だったそうだ

 

何と言うか…都合良い感じで発表した気もするな……別に発表する事でも無いだろうに。

しかし、世間の反応はイマイチ

 

これで表舞台に出る事はもう無いだろう

 

 

   彼女はこれを

   「人種差別」と言うのだろうか……

 

 

 

無敵の人の定義が変わる…

 

なんか大阪なおみ氏が会見拒否で揉めてる

 

   メンタル弱過ぎだろコイツ………

 

 

 

でも彼女が一番ショックだったのは

   「罰金」を取られた事だろうね。

 

 

多分、自分の要望は全て通る…

 

潜在意識には、自分は黒人で自分に何かクレームを付けると、世界中で大騒ぎになるから周りは自分を恐れている。

つまり、自分は違う意味での「無敵の人」って事……

 

なーんて潜在意識で思って居るはずなのて、自分に対しての罰金と言う制裁はあり得ない事だから

 

彼女は中からどんどん壊れていく

契約社会の「札束」と言う武器は、スカッドミサイルより強力で残酷で、黒人など丸焼けだ。

 

 

本来、ネットスラング上での「無敵の人」の定義は「(社会的にも経済的にも)失うものが何もない人」を言うのだけど、

 

違った人達も「無敵の人」と言うだろう。それは、「差別」と言う言葉の凶器を持って開き直ったマイノリティーや有色人種の連中。

 

その連中は差別されるのが嫌なのではないだろ!!。地位のある人間が差別表現をするのを待っている

 

 

だから多数標準派は表面上、「自分は差別反対派」って口に出して言っているが、最近の「無敵の人」の振る舞いを良く思っていない者も増えたはず。

(あ、性被害と先天的疾病への差別は、ちょっと話が違うからな)

 



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(公共にマウントする無敵の差別ハンター)

 

 

見てろ……

社会的な地位がある人間からの問題発言は減る代わりに、ニュースにも話題にもならない……

 

 マスに寄る更に陰湿な差別が増えるから

 

 

             ………………つづく

 

 

 

ド根性を継ぐ子供

 

昨日の夕方

 

「お疲れさまでした!!(*^o^*) 」

杏奈ちゃんが、子供達が乗る通勤マイクロバスに乗って老夫妻宅へ帰って行く。

 

 

彼女の胸元と右腕には

細いけどキラキラと光るダイヤのネックレスとブレスレット。

 

この子は今どきの16歳にしては地味で、仕事も当たり前に真剣。

あの老夫妻が預かる気になったのも良く判る

 

 

昨日の記事で

この子に引き継ごうとしたのは、私が葬儀屋でアルバイトした時、初めての給料で買った小さなダイヤの細いネックレス。

後輩社長が渡したのは、私と納棺師を始めた時の初めての報酬で買った、細い金のブレスレット。

 

もちろん、老夫妻には許可を取ってね。

 

 

「杏奈ちゃん、このブレスレットとネックレスは、私と後輩社長を守ってくれた御守り。

まだまだ若くてお子ちゃまで、可愛い杏奈ちゃんに必ず力を貸してくれるよ。

もちろん老夫妻には許可を貰っているから」と……

 

 

私のネックレスも後輩社長のブレスレットも、何度も切れて少し短い。

 

この二人のアクセサリー……

私達の大人の血祭りの振る舞い全てを見てきたもの。

私と後輩社長が流した、鼻や口や額からの血や、汗や涙や、沸き立つ思いを吸った、ある意味「呪物」だけど…

 

そのこめられた「呪」は

「自分の大切なものを何としても守る」なんだよ。

 

杏奈ちゃんを見てると「次の持ち主はあの子」って感じる。

 

 

「あれをあげて良かったの?」と随行秘書が言う。

『うん、暫く身に付けていなかったし商人の私達の武器は “ 札束 ” だから』

 

 

私達の会社の在り方や思想は、専務と常務の虎の子 “二人のお子ちゃま役員” に受け継がれ

 


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私達二人の純粋な “ 矜持とド根性 ” は、必ずあの子へと受け継がれて行く。

 

私達二人の一つの大きな「折」が見えて来た。

 

 

  そこは、まだまだ遥か彼方だけど……

 

 

 

 

今だから…

 

……………ここのところ

あの飛行故人とその父親に引きずられ、脳みそがチェダーチーズになりそうな私と後輩社長は第三ラボで休息

ノエルちゃんは私の膝の上、アレクちゃんは、長々となってる後輩社長の股間に顔を突っ込んで爆睡中。

 

皆、気を使ってたんだよね……

 

 

通夜と葬儀は倭人では無いキャンディが担当してくれる事になった。

同年代の日本人の女の顔はあまり見たくないはずだから。

 

 

暫くすると

麻理鈴部長が、車いすのサイボーグ梨子ちゃんと、中卒の杏奈ちゃんを連れて通夜の準備と、式の見学をさせにやって来た。

 

「麻理鈴~脳みそ鼻の穴から垂れたから、なんかピアノ弾いてー」

 


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彼女は古いアップライトのベーゼンドルファーを弾いてくれた

 

 


A desert road from vegas to nowhere

ヴェガスからどこかへ向かう

          砂漠の道路


Someplace better than where you’ve been

これまでいたところよりは

         マシなどこかに…

 

Calling You

 

ジムノペディ1~3

アルビノーニ /アダージョ

 

 

無き王女のためのパヴァーヌ………

私が初めての会社主催の演奏会で弾いた曲

 


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彼女の演奏技法で

部屋は、心地よい気だるい空気が取り巻いていく………

 

 

……私も椅子に横になると背中に何かが当たる

 

私を何度も助けでくれた

    “やんちゃな大人の玩具”達。

 

 

「しかしさ……良く生きてるよね…私ら」

『うん、不思議だわ』

 

窮鼠猫を噛むってのが腑に落ちる

 

 

机の上に並べてたら

梨子ちゃんと杏奈ちゃんが入って来て

 

『専務が言ってたやつ?』と。

 

 

『これでヤったって言ってましたよ~』

「ヤってねえよー」

 

ロリポップの奴、余計な事を教えやがって……

 

 

そう言えば“大人の玩具”何年も使ってない

 

玩具を使って、私達が「生きていたい!」って言う命の欲求に素直に生きたあの頃が、一番私らしかったんだな。

 

あの頃…ドラマにあるような「死に場所」など探してはいない。私達はただ「死ぬのが怖かった」んだよね。

 

 

 

「この大人の玩具は私達を助けてくれたんだよ。」

『この“長~いの”が無ければ死んでたか?』

 

 

「死なねーよ!!誰が居ると思ってんだ!」

と麻理鈴が言う。

 

彼女は組合の会議で、私達に頭に来て向かって来たオヤジを合気道で投げ飛ばし……

私達は転がって来たオヤジを、急いで足で何度も踏んだんだっけ

 

 

そんなバカ話を皆で楽しく話す

ふと杏奈ちゃんを見ていて気が付いた

 

 

    そうだ…あれをあげよう!!

 

 

ひかり(後輩社長)に話すと

 

「そうだね!あげようか!!」と………

 

 

        …………ある小さな「折」

 

 

美少年 オヤジふたり酒

 

昨日の夜8時頃

後輩社長が徹夜で復元していた「飛び降り死」の遺体が斎場に帰って来た

 

 

様子が気になり、2部長の妹に電話すると「枕経が終わってから一人きりで遺体の横で座ってる」

故人の兄弟や親族は、コロナ騒ぎと死に方の問題で来ない。坊主もかける言葉も無く、バツがわるそうに帰ったそうで

 

この状況は父親が自殺する可能性がある為、「絶対に監視を怠るな」と厳命して他の復元に向かった…………

 

 

……………早朝

斎場に様子を見に行くと、駐車場には専務の役員車と、後輩社長のパナメーラ

 

遺族控え室では

完璧に復元された遺体の横で、お父さんとセバスチャン (後輩社長の運転手さん)が、床下排気口を挟んで………

 


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     宇宙戦艦ヤマトより」

 

 

爆睡していた………

 

彼らの隣には「美少年」の一升瓶

 

 

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専務に寄ると

セバスチャン(運転手さん)は、お父さんがポツンと一人で座っているのがあまりにも可哀想と、

一升瓶を持って座り無言でお父さんにコップを差し出し酒を注いで………

 

 

お互い一切言葉を交わさず

専務の“ぬか漬け”を肴にひたすら呑んだ

 

 

「私達は娘さんと歳も近いから、あまり関わるワケにはいかないから」と、その通りだ

 

 

 

 奥さんが病院から帰って来た

    娘さんに縋り付いて泣いている

 

目的は達成された。

 

 

 

…………徹夜作業で、いつも一緒のシーズの美鈴ちゃんを抱っこしながら


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行き倒れていた後輩社長が起きてきた

 

  「ねえ、ひかり(後輩社長)、

      中身(内蔵)如何したの?」

 

 

『肺から滲出液が止まらないから、身体から内蔵全部切り離し、真空乾燥してビニール袋に入れて中にしまったよ』

 

 

「減った体重の調整は?」

 

『流動パラフィン~。血液の分まであるからドライアイスみたいに棺の中にも相当量あるから、火葬前に取らなきゃ成らない』

 

 

水は沸点が低くお腹の中で破裂するし、炉の温度も不安定になる。

比重が軽く量が増えるけど、流動パラフィンが妥当なんだよね

 

 

『大変だったね…』

「出来ればこんなの御免被る」

 

 

今日はリモート通夜もあるとは言え、

斎場では故人親子3人の寂しい通夜になる

 

それでもあの故人と両親

   普通に近い別れが出来そうだ

 

 

総務局と後輩社長宅の子供達が、お花を手向けにやって来る。

 

 

死に方はともあれ、

最後の最後くらい清々しく送ろうじゃないか

 

 

     それが私達のやり方だから……

 

 

 

                     …………帰去来…

 

 

死んだら、気持ちも一緒に死なんといかんが?

 

昨日の出来事には続きがある。

 

 

       遺影を如何するか

 

 

年配の方は結構写真が残っているけど、

私達世代ではスマホガラケーにデータとして存在する為に、紙ベースのは殆ど無い。

 

そんな時、友人に連絡を取り故人が写っている画像を借りて編集したり……故人の携帯のSDカードを確認して遺影を作る。

 

この故人は自殺故に友人には話せない

“不幸中の幸い”でスマホは壊れていたけど、SDカードは無事で一人きりの父親に本人の確認をして(顔が無いから分からない) 可愛らしい遺影が出来た……………

 

 

 

……………昨日、私は休み。

昼近くまでゴロゴロ。動物家族の皆でお昼ご飯を食べて…またゴロゴロ。

 

ゴロ付ながら“ふと思う”

 

 

      あの人、何で死んだのだろう

 

ってね………

 

あのSDカードの中には、友達と楽しそうにしていたり、幸せそうに彼氏と写っている画像が有ったんだよね……

サムネイルに寄ると、彼氏とは1年前くらい、あらゆる画像は2カ月くらい前が最後の画像。

 

 

あの画像を見ると

 「本当は死にたくなかったんだろうな…」

 

あの2カ月に何が有ったのか……

そう思うんだよね。

 

 

私が子供だった頃

  こんな映画があって

 


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映画の中にこんな言葉がある

 

「死んだら、人を好きゆう気持ちも死なんといかんが?」

 

 

気持ちは死なない

「死ぬ」と気持ちは、澪(みお)で繋がれた「縁(えにし)」の中で生きる。

    

    その場所は人々の記憶の中。

 

 

皆が、故人を思い出すと、

記憶の中で故人が自由に喋ったり動いたり、若返ったり歳をとったり

友人と話すと「縁と縁」の澪(みお。水路の事)を伝い結ばれ……

 

    二人の記憶の中で話し出す。

 

その故人を知らない人の中だって故人の事を聞くと、妄想の中でさえ生きる事が出来るんだ

 

 

でもね…………

あの様な死に方であの様な姿になると、思い出の中の故人にキズが残る

 

人々の記憶の縁に残るのは、最期の姿

だから私達が完璧な生前の姿に復元し、良き思い出になる様にするのだ

 

 

復元の依頼を受注し、今も後輩社長が復元している。

 

 

万葉集の中には

 

鯨魚(いさな)取り 
海や死にする 
山や死にする 
死ぬれこそ 
海は潮干て 
山は枯れすれ

 

(大意:海は死にますか?山は死にますか?いいえ、海も山も死にます。死ぬからこそ潮は引き山は枯れるのです)

 

この世に存在したものは

必ず終わりが来る。

 

目に見えるもの見えないもの、記憶の中の故人も、等しく終わりが来るのが定め。

 

だからこそ

人々が良い思い出として語り継ぐんだよ……

 

 

そうすれば、故人は「縁」の中ので永遠に生きていけるのだから……

 

 

  ……………愛は死にますか 心は死にますか