死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

チュン太郎の大好物「うこぎご飯」を食べよう!!

 

しかし……嫌な遺族だった

 

 

だんだん腹が立ってきたけど、

私を上目遣いで見ているアレクちゃんを見ると「代金も回収出来たし、まぁいっか」ってね。

 

ノエちゃんも「ほっとけニャ」と言ってる

 

 

今日は

私のラボに溜まりに溜まった復元待ち死体の処置する為に缶詰めで、その前に総務局にお昼ごはんを食べに行く ヾ(^^ )

 

 

少し早く局に入ると「モモねー!」と子供達やニャンコがいっぱい集まって迎えてくれた

やっぱりあの二人の姉弟と顔つきが違うのが良く分かる。目の焦点の合いかたが特にだ

 

ノエちゃんもアレクちゃんも揉みくちゃ

 

 

子供達に手を引かれてちゃぶ台に座ると

 

「今日のご飯は

  チュン太郎の“うこぎご飯”だよ~」と

 


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   みんなが用意してくれた(*'▽'*)

 

 

お味噌汁やおかずをお母さん看護師が出してくれて、食べ始めると

子供達が反対側でじーっと私達三人を見てる

 

「美味しい!」って言うとみんなニコニコ

 

 

ほんのりセロリよりも薄い……

  セリの様な柔らかい上品な香りがする

 

塩加減も絶妙!

本当に美味しくてどんぶりでおかわりした

 

 

お母さん看護師に依ると

鬼滅の刃」の鎹烏、スズメのチュン太郎の大好物が“うこぎご飯”

 


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桃子さん鬼滅が好きだから“うこぎご飯”を作ったら喜ぶね!って

 


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冷凍ウコギを取り寄せて作ったんですよ…

 

 

私、嬉しくて涙が出た

 

 

私の横でイチゴと鹿肉を食べてたノエちゃんが「モモ泣くなよ…」とホッペタを舐めてくれて……

それを見ていたアレクちゃんが、ノエちゃんの肩の毛並みの反対側からベローンベローンとイタズラ舐め。

 

 

「何するニャ!!」と怒ると、

    さっさと私の陰に隠れて覗く

 

 

みんなで大笑いした………………

 

 

 

………………今…ファントムで移動中…

 

 

「私らって幸せですよ…」

   運転手のおじちゃんがボソッと言う

 

 

本当にそうだ

この家庭のありふれた事が幸せなんだよね

 

 

  あの家族には永遠に来ない幸せだ