あの……
暗過ぎる…中原中也の詩の中に
まことに人生、一瞬の夢、ゴム風船の、美しさかな。
……中原中也
なんてのがある。
私は絶対そうは成らない…………
…………昨日、ロリパパの社長が
返済期日を定めず貸し付けていた2億円( ̄0 ̄)を、返済の為、当社の口座に振り込んだと連絡があり、御礼の為にとロリパパと共に訪問して来た。
返済期日を定めないと云うのは、一見借りる側に取って良い様に見えるけど
私が思い付きで「今すぐ返済しろ!!」と言った瞬間に返済しなければ成らないと云う代物。
これ、以外と知らない経営者(零細中小企業)が多い
私は、何かのタイミングでコレをやって、担保の郊外の土地を手に入れ、火葬場を建造しようと思ったけど、甘くは無かったね…
社長は2代目
日雇いみたいな一人親方の父が始めた小さな土木工事の会社が始まり……
バブル崩壊、リーマンショック、民主党の仕分けを、人あたりの良さと運で乗り切った
一番大変だったのは、民主党の仕分けの影響だったそうだ
私も色々と聞かれたけれど…
お茶を濁した。
正しく経営や人道の王道を進んだ人に、
面と向かって話すのは恥ずかしかったから
"I shall return."
老害達に叩き出された発祥の地に帰る為に
棘の有るメリケンサックと、尖ったヒールの爪先……長く伸びるカーボンの棒……
暫く目が見えなくなるLEDライト…
具体的にやられた事は
具体的で一番簡単な方法で100倍にして返し…
もと居た場所に自分達の足で立った
女も血を流し…牙を剥いた
まるで「群狼」だった
ロリパパ
笑ってたけど……
「ここまでやったら警察につきだせないじゃない!!」
と貴方の娘に怒られた事もあるんだよ
報復の連鎖、暴力の連鎖……
私達は、この羨ましい社長とは正反対な事を笑いながらやって来た
連鎖は終わったワケでは無く……
今更、やり直しなど出来ない
でもね……
私達と共通する事もあった。
「分かち合う」って事だ
得た獲物を仲間で分け合う
私達の会社が、社員やその家族に対しての福利厚生に力を入れたり
銀座のクラブママの女の子を受け入れて、更にクラブで大金を使ったのもその為
そして私達は
子供達に「義侠心」を教え伝える
裏切られた時の罠は仕掛けはしたけど、
私がロリポップ常務の反対を押し切って、ロリパパの社長にあの金額の貸付を総裁決裁したのは………
担保の魅力ってのも大いにあったけど
「担保の奪取の罠」と云う保険を掛けられてでも
下請け業者の為に承諾すると答えたから、私も彼に獲物を分けた
多分、貸付しなくても下請け業者の数社は生き残り、工事は続行出来たはずだけど、それでも全ての仲間の為に資金を配る………
近年、この様な事を行う会社や社長は少ない。正社員だって能力が無ければ会社の為にクビになったりするのだから。
これをやって来なかった会社は、今、中国ウイルスで内部はグチャグチャ。
社員に求める事しか出来ない社長は、誰も味方になってくれないんだよね
自分の仲間を助けない者達は……
まことに人生、一瞬の夢、ゴム風船の、美しさかな。
……中原中也
風船の様にパンクして終わる
会社も社員もその家族も
いまこそ「義侠心」を重んじる時じゃないのか