死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

踊ろよ これがジェンカ!!

 

先日…………

 

アリラン.アリラン.アリランよ~ ( ̄0 ̄)…と

胸焼けするオルガン弾き語りをやった私と、正反対のヤツがいる。

 

 

カナダ人のキャンディス…

    通称キャンディ演芸部長

 

当社に「演芸」で彼女の右に出る者は居ない

 

 

 

演奏報告の動画を見ると

半径2キロ以上は無人の山中で

 

 

一人“アコーディオン”を弾きながら…

 


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坂本九橋幸夫)の「ジェンカ」を、

遺族のひ孫達を後ろに繋げて、フォークダンスしてケツかるヽ(`Д´#)ノ

 

       《クレヨンしんちゃん ジェンカ》

 

 

 

…………都内の病院

廃村になった元豪農のじーちゃんが100歳の大往生し……諸般の事情で

 

たまーに元集落の老人達が使う

電気も水道も出ない六畳一間の元集会所で葬儀を施行。

 

故に、給糧車と支援車が出動

 

 

親族と元集落の住人で16人…

 

 

何処かのバカ田舎とは違い

    普通に接してくれた様だ

 

 

 

通夜も終わり通夜振る舞いのセパレートのオードブルを出した後

本当なら、皆で天体望遠鏡を覗くのだけど、曇り空で中国ウイルスもあるので

 

ひ孫達を誘って花火

 

 

盛り上がって来た時……

 


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《クロマチックアコーディオン ボタンいっぱい》

 

 

キャンディは、持ってきたクロマチックアコーディオンを外で弾き始める…

 

 

葬式故に、暗い曲は1曲も無い

全部明るい曲

 

 

最後に“レッツキス”(ジェンカ)を踊りながら演奏…ひ孫達にステップを教え…繋がって踊りながら演奏……

 

皆、凄い笑っている

 

 

担当の女の子が、祭壇からじいちゃんの遺影を持って来て見せていた………

 

 

…………遺族は

 

   じいちゃんとの最期の夜を

        楽しく盛大に過ごした。

 

 

 

古事記の昔より、心も深く沈む暗い時には、楽しく笑い遊ぶ事が幸福を呼ぶ…

 

私達が「天岩戸」の出来事を大切にし、それに倣うのはその為

 

 

もちろん遺族それぞれ送り出し方は様々だけど……

この…左卜全みたいな 


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残っている歯が23本しか無いけど、満面の笑顔じいちゃんは……

 

明るくて暖かい葬式がに合う。

 

 

キャンディは

「出棺の時、“蛍の光”で送り出したけど、皆、泣いていたよ」と

 

 

 

キャンディは曲に会わせる為に、アコーディオンを二台全て持っていった

 

 

彼女は「アメノウズメ」を地で行く女……

 

 

   キャンディがいる限り

     当社の天岩戸の夜会はおわらない

 

 

…しかし…羨ましい事だ…( -_-)o