以前にミッションスクールと私が問答をして、JKを泣かせたと書いた
昨日……このミッションスクールのクラブに、以前からお願いされていたけど、断っていた『自殺遺体』との面会…
(伝道について意図がありそうだがワケがわからん…)
……たまたま死臭が弱い自殺者がいたので
二度と頼まれない様に『自殺死者』に対して最敬意を払う事と、PTSTになっても責任持たない…と言質をとり面会を許した。
(遺族には研修生の為と説明、許可済み)
やって来たのは宗教の教諭シスターと四人のJK、私が泣かせた女の子もいる。
敬意をはらい、きちんとお花を持ってきた。
今まで初めて自殺(今回は飛び降り)死体を見る人の殆どは…吐くか倒れる。
失神して頭をワゴンにぶつけ、救急車で運ばれ…公務災害になったキャリア公務員もいる。
なので…全員車いすに座らせて固定。
バケツを膝の上に置かせ…エアシャワー室を抜けて対面させたら……
シスター含め4人が失神。1人がゲロゲロ
皆さんも高めの所から飛び降りた事があるはず。
殆どが前かがみに手を着き足から着地するから……
骨は足が太ももを突き破り…顔は半分に潰れ原型がない…頭はスイカ割りの割れたスイカの様に、脳が飛び散る…などなど、かなり酷い。
仕方ないから…私と秘書と運転手のおじちゃんとで渉外室に運び、
テアニンたっぷりの冷茶を飲ませて…私が抹茶をたてて落ち着かせた
シスターは『イスカリオテのユダ』の腹から腸を出した程度の遺体を想像していた様だが…それはあまい
シスターは言葉が出ないし、泣いてる生徒もいる。
しかし…一人だけショックを隠して気丈なふりをしている生徒がいる
私に『何故、日本ではキリスト教が広まらないのか』の質問をして私に泣かされた生徒だ。
『あんなになるから自殺は駄目だ……』と、そしてボソリと……
『ねえ、モモ子さん…何故、人を殺してはいけないの?』と……
『あなたは何故だと思う?』と言ったら
『判らないから聞いているの』という。
だから……
『そんなの簡単、判らない??法律で決まっているからに決まってるでしょう』
何か道徳っぽい答えをするのかと思っていたみたいだけど違う。
日本の法律や国際法で人殺しはダメと決められているから。
殺していいのは…死刑、敵兵士、正当防衛など各国で細かく定められている例外だけ。
聖書も殺人は禁止しているけど、レズ、ゲイなど殺されなければならないし、十字軍なんかも神と信仰の為にイスラムを殺しているでしょう。
もし、人殺しが禁止されていなかったら、私があなたを殺しても問題ないし、罪の意識そのものがない。
何故、法律が人殺しを禁止しているのかは私は判らないし、様々な国々で道徳意義は違うけど
結果として人を殺してはならないって事になっている。
ただ、それだけだ。
『三段論法にもならないよ、そんなの』
公理として殺人が完全に否定されているのなら、死刑執行員や国の為に敵兵士を殺した軍人は罪人となる。
『そもそも人殺しは否定も肯定もされてはいない。答えの無い事を誰かに聞くのは、ただの意地悪かイジメだよ
人殺しを禁じる事は、神も仏も聖書もお経も感情も道理も信仰も関係ない』
と言ったら泣いてしまった。
まぁ彼女は、手ぐすね引いて私の答えを論破するつもりだったみたいだからね…そりゃ悔しいってもんだ
私もこの直前にチャイコフスキー『悲愴』第3楽章を聴いて超興奮状態だったから尚更…
まぁ動機はともあれ、真剣に問うているのだから敬意を持って叩き潰すのが私…だ
…日曜日は赤門の合格発表。
子会社に入社する女の子も無事合格し、その報告と、当社で習得させる自動車学校の書類を受け取りにやって来ていた。
みんなで晩ごはんを食べている時、随行秘書の女の子に今日の事をバラされてしまい…
子会社の女の子やお子ちゃま達に
大人げない、おとなげない、オトナゲナイ…
と散々言われてしまった。
まぁ…そんなオトナゲナイのも私なのだ……