死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

宇宙の海はおれの海

 

殆どの人達が知らない曲の演奏で観客を泣かせる……

これは演奏の醍醐味だし、これを味わった演奏者はステージがやめられなくなる。

 

昨日はそれを体感した演奏部社員が大勢出た様だ。

 

 

また新型コロナ騒ぎが始まり、今までに無い速度で流行が広がって……

当社でもピークが過ぎる一ヶ月半殆ど(南アフリカの実例より)大規模なオーケストラによる音楽葬を停止する事を決定。

当社葬儀や社員から感染者を出したくないからね

 

なので、昨日の友引前日を利用し、しばし別れのスクリーン演奏会を敢行した。

  (過労気味の私と専務は自宅で観覧)

 

読者の皆さんは“キャプテンハーロック”をご存じだと思うけど、殆どは銀河鉄道999に登場するハーロックではありませんか?

今回の演奏はTV版のキャプテンハーロック


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宇宙戦艦ヤマトの後のアニメで、それ程ヒットせず50代後半の人達が何となく知ってる程度なんだけど、

曲と映像で変性意識状態(日常的な意識状態以外の意識状態)になり易い構成に作ってあり、観客のみならず演奏者の心の柔らかい部分に触れ握りしめる

 

特に保証局長のオカリナは、経った2分程の演奏なんだけど

 

 

観客、オーケストラ共に大宇宙との一体感を生み…完全に演奏と映像に取り込まれ……約70人の観客と私も、いつの間にか涙でぐちゃぐちゃになっていた。

 

ノーマイクで魔改造ピアノを弾ききった希美ちゃんはしゃがみ込んで泣いてる

 

殆どの人達が知らない曲の演奏で観客を泣かせる……

これは演奏の醍醐味だし、これを味わった演奏者はステージがやめられなくなる

 

「みんな…暫くの間はオーケストラを組んで演奏出来ないけど、また必ず演奏出来るはやって来る、それまで……」後輩社長も喋れない

 

それまで、

誰一人欠ける事があっては成らない……

 

    成らないんだよ、絶対に

 

          …………桃子の日誌…

 

桃子の経営者絶対性能論

 

今日はお休みの日

久しぶりに自宅で寝た~って感じ( ̄0 ̄)

 

お疲れのノエルちゃんとアレクちゃんは、まだ爆睡してるヾ(^^ )

 

世の中ではコロナ騒ぎが再燃しているが世間はある程度以上の落ち着きを保ち

商品価値の無くなった自称芸能人も、コロナ騒ぎに関した政府批判の発言が出来ない…いい気味だ。

 

 

かわりに岸田総理の年頭所感で改めて強調した「新しい資本主義」ってのがよく話題になるね。

岸田総理曰く、新しい資本主義とは「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」を実現する事だそうで、これに関し、

私が読者のluna (id:luna3018)氏や 川上弘信 (id:sarukichitail)も……

 

……記事にされている

 

アダムスミスの国富論

(レッセフェール.なすがまま)から

 

世界恐慌以後の修正資本主義


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         「ジョン・メイナード・ケインズ

 

(ケインズ経済学  経済に対してある程度の政府の介入)を経て

 

新自由主義へ…


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    「新自由主義のミルトンフリードマン

(政府による経済への積極的不介入。小泉元総理の郵政民営化が分かりやすい例 )

 

これらの経済論から新しい資本主義ってのを岸田総理や取り巻きが閃いた政策だろう。

まあこれに国民が色々言っているのだけど、はっきり言って殆どの国民には関係ない。言うのは自由だけど、ぶっちゃけそれで何か変わったかい?

まあ、関係するのは直接国民に支払われたりする給付金や助成金や控除対象くらい。

影響を受けるのは個人事業主やルナ氏のようなセミリタイアの人達。

 

国民の殆どが属する会社員の皆さんの生活に露骨な影響を与えるのは会社経営者だよ

 

それは皆さんが生活する上で最重要な給料を支払っているのは経営者だから


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    「経営者性能絶対論 鬼舞辻桃子ヾ(^^ )」

(懐かしい…一番血の気が多かったボブの頃)

 

思わず名だたる経済学者と並べてしまったが

どれだけ法律や制度、社会情勢が変わろうと景気が悪くなろうと、多くの経営者が自分の会社で働いてくれている社員の生活を考え

それに見合う給料を支払い続ける経営をすれば、景気や社会情勢がどうであろうと社員は普通に楽しく生活出来るんだよ

 

つまり「経営者の性能」こそが社会や国民に影響を与えるんだと私は思ってる。

 

いくら景気が低迷して給料も上がらず、物も売れず、物価も上がらない……そんな世の中でも、知恵を絞り、採用数を増やし、利益を出し続ける小売業の会社はゴチャンとある。

 

私の会社は、周りの葬儀社が家族葬直葬ばかりで大幅に売り上げを減らす中、計画通り以上の利益を出したし

そもそも政府からの要請以上の賃上げを計画しているから法人税が減額で、その内の何割かは賞与で社員に還元するし……

 

その私達との差ははっきり言って

「経営者や経営陣の知能と性能」だよ。

 

今の日本は性能の悪い経営者を排除する時代、コロナ騒ぎで更に加速して来た。

多分、あと4.5年で社会の構造も大きく変わる

 

その時、皆さんが安定した生活を送っているかは、経営者の性能で決まるんだよ。

 

                              …………桃子の日誌…

 

越冬つばめ

 

と言っても森昌子の「越冬つばめ」じゃない

 

渡りをしない日本で冬を越すツバメちゃん


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例 (鹿児島県蒲生町の岡久江さん(72)方で推定1400羽もの越冬ツバメ)

 

 

当社の遺体搬送会社にもツバメちゃんが巣を作り、毎年20羽近く巣立って行くが……

 

………今年は7羽のツバメちゃんが冬を越している


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ツバメちゃんを飼育する事は法律で出来ないけど、昆虫がいない冬…

様々なワームご飯と、事務室から引き込んでいる温風で暖か~い(*^o^*)

 

今年も止まり木付近でのんびりと冬を越している

 

ここに朝早くから双眼鏡を持ってツバメちゃん達を観察している女がいる

 

 言わずと知れた保証局長の瑞希ちゃんだ。

 

当社はニャンコやワンコを始め、会社にやってくる都会の野生動物と深い関わり合いがある。

故に関わり合いがある個体と近隣住民とトラブルが起きないように、それぞれの性格を調べ、凡俗の私達が閃かない彼女のアイデアで予め対処してる。

 

ここに来る全てのツバメちゃんに起こり得る問題は糞害。

そもそもこの辺りの建物はツバメちゃんの営巣が多く、問題にはならないけど、冬はね…

だからどの辺りまで飛んでウンチをするのかを彼女が調べているんだ、

可愛いとか可哀想だけでは無責任。関わりを持つ者が全ての責任を持って対処するから、動物達も近隣住民に受け入れられ可愛がってもらえる

 

逆に昨日専務が病院に迎えに行った故人の玄関先はスズメちゃん達の糞だらけ。

スズメちゃん達の為にエサ撒きをやっているのだけど、食べに来るスズメちゃんは何にも関係ないのに近隣住民に悪く言われてる。

 

悲しいよね……そんなの

 

 

今日も瑞希ちゃんが机の上に置いたワームをツバメちゃん達が食べに来て、彼女の頭の上や手の甲に止まってくつろぎ…

           彼女は愛おしそうに目を細める

 

 

彼女の周りは

尊い時間がゆっくり流れている

 

     身近な野生との共存講論

 

                  …………桃子の日誌…

 

心が渇いたなら…

 

読者の皆さんは七草粥を食べましたか?


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まあね……七草粥は名前の通り「お粥」だからそんなに美味しくはないけれど、

私達の会社は、子供達に日本人が何を大切にして来たのかを感じ取って貰うために、昔から存在してる様々な風習を踏襲する。

 

昨日、総務局に行くと営業1部長と希実ちゃん(既に主査)が、離乳期の小っちゃなお子ちゃまを膝に乗せて一緒に七草粥を食べていた

皆食べ終わり…私が後片付けを終わって戻ると、希実ちゃんがお子ちゃまを膝に乗せたまま寝てるよヾ(^^ )

 

しかもよく見ると、彼女はお子ちゃまの頭に鼻をくっつけて爆睡中 (#^_^#)

 

彼女は赤ちゃんの匂いを吸いながら寝落ちしたんだよね。

 

前にも書いたけど、赤ちゃん…特に頭の匂いって最高な癒しなんだよ

 

いつの間にか希実ちゃんも赤ちゃんの匂いの虜になってるみたい。

 

 

赤ちゃんからはオキシトシンが大量の分泌され……それを嗅いだ者は愛情に満たされ、自らもオキシトシンを分泌し……

その場所が幸せいっぱいに満たされる

 

これは人だけじゃない。猫吸いや犬吸いも同じなんだよ

 

負けず嫌いで堅物の希実ちゃんがちょっとした事だけでどんどん優しく変わって行くのは潜在意識で渇いて心に不足しきっていたオキシトシンを求めているからなんだろうね

 

彼女は……(ノーマスクはマズいけど…)

赤ちゃんの頭にヨダレを垂らし、満たされた顔で寝てる (-_-)zzz

 

幸せな者のところには、幸せな者だけが集まるんだよ

 

 

   良かったね希実ちゃん。

       もっと幸せになれ

 

 

          …………桃子の日誌…

 

2年間、何もしなかったのは誰だろう

 

遅ればせながら新型コロナウイルスの6波目が始まり始め

 

当社でも、緩みかけた気持ちを引き締めた

 

昨日、ネットで

この様な記事を見つけた。

 

なんか松嶋尚美氏が変な事を言ってる様に書かれているけど、

松嶋氏の発言は100%正しい。

 

「看護師さんも含めて、『足らん、足らん、足らん』じゃアカンって私は思う」と主張していた。

 

との指摘に

 

「それができれば誰も苦労しない」「そんな簡単な話じゃない」「なに言ってんだ…?」「この2年何を見てきたんだろう」「さすがにトンチンカンすぎる」という呆れ声が集まってしまっていた。

 

ネットの声など幾らでもベクトルが掛かってるとしても……

さて、どちらがトンチンカンなんたろう。

 

「この2年何を見てきたんだろう」なーんて書いてるヤツがいるけど、

 

私に言わせれば

「2年間も時間も経験も積んだのに、医師や医師会は威張るだけで何やってんの」だな。

 

民間の一般企業ならとっくにクビだって


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                         「ほんまじゃ!」

 

 

 

私は記者会見で政府や国民批判するだけで、何もしない医師会について何度も記事に書いた。

 

医師会会長は、反対に批判され立場が悪くなるとダンマリ……

 

今回は

 

「爆発的な感染拡大が起き、感染者数が何倍にも増えると、医療機関が対応し切れず、結果として医療 逼迫ひっぱく につながる」と危機感を示した。

との事だけど、

で、具体的にお前はなにするの?

今回も医師会会長の選挙に忖度してダンマリか?

そんなふうにしか見えないぞ

 

しかし…ズルいよな

 

どうせ病床なんか増やしてないだろ。

 

まあ、AIが発達すれば内科医なんて不要になる存在だから、いまさら彼らの振る舞いなどどうでもよいわ。

 

 

読者の皆さん

コロナ騒ぎを乗り切り、自分の体と社会的立場を守りたいなら、政府の言ってる「手指の消毒」「正しいマスク使用」「三密回避」「ワクチン接種」しかないんだよ。

 

本格的な流行が始まる前に、

自分の振る舞いを確認する事が大切なのではないでしょうか?

 

         …………桃子の日誌…

 

魂の光

 

最近、私達の葬儀では

「虹の橋」って言葉を多く使う

 

勿論、無宗教での葬儀だけじゃ無く、特にペットを飼っていた故人宅での雑談中で使ったりで………

 

 

故人とペットが一緒に写った写真を見つけると「この子(ペット)、 虹の橋のたもとで待ってますよ(*^o^*)」と言うと凄い喜んでくれて、後の打ち合わせが非常にスムースになる

 

ペットが亡くなってから、飼い主が死んで再開するまでの時間の差を説明できる、凄く良い話なんだよね。


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だから様々なペットの葬儀屋が少しづつ話を変えて利用しているんだよね

 

私達も同様で、このままじゃ使わない

私達が気に入らないのは、お互いが死んだ後も主従関係が続く事。

仏教ではペットは普通、畜生道行きって事。

 

だから私達は光の玉(魂)って話をしてる。

 

虹の橋を飼い主と一緒に渡っているうちに、人の姿、ペットの姿を失い、主従関係も無く、ただ愛情という縁でつながった純粋な魂(光の玉)となって渡っていくんだよって。

 

特に浄土宗系の宗派には

追善供養によって二つの光魂は一緒に虹の橋を渡っているうちに、人間道へ転生できるのかも?って話してるんだよ

 

 

時代も代われば考え方だって変わる

仏教で畜生道とかって言うけど、ペット達の魂ってそんなに低いのかな?

キリスト教だって同じだし………

 

ペット達と畜生道現代社会とペット達の地位と全く合ってない

 

仏教の総本山はそろそろ解釈を見直した方がよいかもしれんよ

 

           ………桃子の日誌…

 

姉御

 

正月明け……

今年最初の仕事はフライングねーちゃんの納骨式だった。

 

出棺前の時に、専務のランチジャー弁当を食べた四人のキャバ嬢達も待ち合わせ時間前に駅で待っていて……

当社斎場でお別れ会を行い、合葬墓へ納骨。

 

四人共泣いた…友の為にね…

キャバ店は明日まで休み、で、私達がいつも利用するお寿司屋さんに行って話をした

もうね……下ネタやら何から何まで話したし、“姉御(私の事)、姉御”といっぱい質問もされた

その内一人が怒り出す

 

       「ねえ姉御、なんでああなるの」

(なぜあの子の遺体を母親が引き取らなの?って事)

 

母親はあの子を嫌いじゃないけど邪魔だったんよ。母親には色んなワケがあるけど、結局、男との今の生活を選んだんだ……

 

多分、そんな事の繰り返し。

子供の頃からね。

 

私達はあの子じゃないから、誰も彼女の気持ちは分からない……

でも、思い遣る事は出来るよね、彼女が虹の橋を渡ってからでも。彼女を忘れなければ、彼女は死なないし


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あの子の友達は今もこれからも貴女達だけなんだ……

 

私も段々腹が立って熱くてなって、そんな事を大声で話した。(お寿司屋さんの大将曰く、凄すぎ)

 

なんか店をシーンとさせてしまった

 

でも、話が終わってからもこの子達、私の顔を見続けてる……だから

 

「みんな、ちゃんと納骨式に来てくれたからね。あんた達、パンツ欲しいか?」

 

私はあのパンツ売りのやり手女に電話し、「この子達と女将さんが欲しい下着を売ってあげて、代金は私が払うから」と

 

なんか、タブレットを見ながらマルチビジネスのファミレスA B Cになってるけど、お寿司屋さんの奥さんも入れてキャッキャッと楽しそうに選んでる

 

あの子は

くだらぬ戒律など存在しない自由で暖かい場所こそよく似合う

命の終いに本当に良い友人が出来てよかったよ

 

人生の最大な味方は親じゃなくても良いんだ

 

 

貴女は“あの日”、

真の自由を掴んだのかも知れないな……

 

          …………桃子の日誌……