死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

それ..バレてるよ

 

……本気度は伝わるの…

 

「と、いうことで、あの人は不採用~!!」

『え?!なんで?』

 

ピアノバイトに応募してきた女子大生の実技試験と面接に立ち会った……

JKバイトの華怜(からん)ちゃんと、私や専務達との会話

 

バイトも役員も関係なく意見や話しが出来る環境って凄いでしょ?(これはまたの機会に)

 

 

で……なぜ不採用かって、ピアノに向かう「本気度」が足りないから

 

「あの女の子がピアノに向かった時、分からなかった?何となくピアノをナメた感じ…」

「ピアノを弾いてる彼女の姿に惹かれた?」

 

見ただけで分かるよ、

彼女の言ってたピアノに掛けた努力は、演奏が上手くてもペラペラなの

      そんな人と一緒に仕事したい?

 

何人も面接して失敗したりで……


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   私達にいつの間にか身に付いた直感だ

 

「華怜ちゃんは初めて会った時、まだまだ下手だったけど、弾いてる姿に惹かれたよ」

 

「それに…最近、気付いてるでしょ?

自分がピアノの前に立っただけで周りの人が足を留めるのを、会葬者の“聞いてみたいって”あの目線」

 

華怜ちゃんのピアノに掛ける思いが、オーラみたいに周りに伝わるんだ。

 

「あの女の子、そんな感じした?」って華怜ちゃんに言ったら…

深く腑に落ちたけど、ピアノってものの重さも分かったんだろうね、黙ってしまった

 

    そんな感じの会話だったよ

 

う~ん…新卒の面接している人って分かるんだよ。(ブラック企業は別)

貴方がその事に掛けた思いや努力の量がね。その上で「この人が欲しい」って思う何か?がある人を採用するの。

 

その一例が「茜ちゃん」だよ

 

         然もあらん

 

面接の一コマ

 

           ………桃子の日誌…