死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

「虹の橋を渡るって宗教」が必要だよ

 

………全ての動物の為にある宗教が無い……

 

ウチの会社はペットの葬儀はやっていないってのに

時々、いわゆる意識高い系の富裕層のおばちゃま達が、友人のペットの葬儀案件を持ってくる

(この人達って何処まで顔が広いんだ..(o_ _)o)

 

昨日もそんな依頼があって断るわけにいかず、ロリポップ常務がウチの大谷派の尼僧と動物の移動火葬車業者を連れてワンコの葬儀を施行してきたの

 

「人と全ての動物が一緒に暮らせるあの世が無いってのは面倒くさいね、ベンサム功利主義みたいな宗教ないのか?」

 

『何だそりゃ?』

あの世で愛犬と一緒に暮らせない?とウチの尼僧がごちゃごちゃ言われたみたい

 

最大多数の最大幸福を追求するのが功利主義

社会の快楽の総量が最大になるように行動することが道徳的に良い事だから、教義の中にあの世でもペットと暮らせる宗教があればもっと良いねって事だそうだ

 

確かにそこら辺にある宗教は動物を救済する考えが無いから、

私達がよく使う「虹の橋」の話しと既存の宗教と整合性を取る為にケースバイケースの「奇弁」が必要だからね。だから紹介されるペットの葬儀はやりたくないんだ

 

まあだからって私達が新しい宗教を作る気もさらさら無い


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伝統や教義だからって現代に適応するアップデートが出来ない古いモノは捨てられるよ。

 

      さもありなんだな

 

           …………桃子の日誌…