死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

皆で豊かになれない理由

 

今朝、久しぶりに日本郵政を取り上げている記事を見た

 

正社員と非正規社員の格差を是正する為に日本郵政が行ったのが

   「正社員の処遇を下げる事」

 

まあ世間でも騒いだし、

私も「目から鱗が落ちた」出来事だった。

 

 

   「正社員を引きずり下ろしたい」

 

まあ……正社員になるのは難しい世の中だし、様々な格差があるのも事実だから。

 

社会に出てから一度も正社員になった事が無い人も大勢いるし、

たとえ正社員でも、退職してしまえば正社員として再就職出来るワケじゃない。殆どが非正規社員で定年を迎える

 

だから記事の

「豊かさ」を享受している者を引きずり下ろす物語の方が、はるかに説得力があった。

って事になるわけだ

 

でもさ、バブル崩壊リーマンショックを経験し生き残った企業は、倒産した泡沫会社 (バブル景気やバブル崩壊の語源) などとは違い、気付いた……いや、確信を持って更に強固になったの方がよいな。

 

 

  “無駄になる正社員は絶対に増やさない”

代わりに調整弁の非正規社員を低賃金で増やし、内部留保を更に増やす事こそ、現正社員や会社を守る確実な方法だって。

 

事実、コロナ騒ぎで多大な損害を受けた業界の中小企業で生き残り、正社員の雇用を守った会社は、非正規社員内部留保が多かったんだよ

結果、正社員でも給料が上がらないし、非正規社員は簡単に解雇された。

 

 

これね……突き詰めれば「正社員を簡単に解雇出来ない」からなんだよね

 

誰がそんな世の中にしたの?

それは紛れもなく私達「日本国民の気質」で

 

よく言えば「リスクに備える」悪く言えば「過度の心配性」からなんだよ

 

企業は内部留保を吐き出せ!って言うけど、自分の貯金は吐き出さないでしょ?

それが概ね日本人の気質だね

国民だって長い不景気を味わって更に気質が強固になってるよ。

もう一度バブル景気みたいなのが来ても変わりはしない。

 

だからさ……

「正社員を引きずり下ろして、平等に貧しくなろう」じゃなく、個人個人が今のそのままで「豊か」になる事を考えた方が良くないかい?


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      (オタフクソース)

 

私はそう思う……

 

          …………桃子の日誌…