……もう一人のJK…
暑すぎる日曜日、専務と涼花ちゃんは子供達と田んぼに行ったけど
もう一人のJK華怜ちゃんは
人手不足の為、朝から夕方前まで(約6時間)ピアノを弾きっぱなし ( ̄0 ̄)
二人共、無くてはならない存在だ
昼過ぎ、華怜ちゃんを休憩に誘いに行くと、予想とは違ったピアノの音がする
彼女が好きな目立つ技巧は無くて…
音数も少ない
「あ、これ麗(うらら)ちゃんがよく弾いてる人の曲達だ(=^..^=)」
松井慶子 Trees
そして暑すぎる日にピッタリの冷たいピアノの音( ^_^)
なんか私…うっとりして聞き入っちゃったよ
華怜ちゃん、この間のコンクールから明らかに変わったな
日曜日も
聞いてくれる会葬者の為、暑い日に冷たく乾いた爽やかな曲を…
そして自分自身も楽しく弾いてる
私はお気軽に使われる「成長」って言葉が大嫌いだけど、
彼女の変化が成長って言うんだろうね、階段を一段昇ったってやつ
そして…彼女の後に続く者の為に、昇った階段を一段降りて、持っている全てのもの教える事が出来たなら…
また階段を一段昇る事が出来るんだよ
総務局に帰ってきた彼女に涼花ちゃんが「は~い!」と笑顔でご飯茶碗を渡し…
「ありがと~う!!」と華怜ちゃんはニコニコ顔で受け取り互いを労ってる
頑張れ!!Z世代ヾ(^^ )
……桃子の日誌…