……若手弁護士って
これからどう食べていくのか?……
「緊張した~!」と杏奈ちゃんヾ(・ω・`)
彼女は昨日、社会勉強の為にウチのお母さん顧問弁護士と裁判を傍聴してきたよ
で……戻った可能達から裁判所に行った本来の目的の状況と
裁判傍聴の感想を聞きながら…与太話
杏奈ちゃんは…
「そう言えば、あのラジオでやってる過払い金返還請求のコマーシャルっていつまでやるの?いい加減飽きた~ p(`Д ´)q」と。
お母さん顧問弁護士は『あぁコマーシャルで需要を無理やり掘り起こしているからね、多分対象者があと7. 8年で枯渇し、あれもかなり減るかな?』
そうなったら貴女くらい若い弁護士って如何するの…?と私が聞いたら
『分からんよ~そんなの』だって
2006年から司法試験の内容が変わり合格し易くなって爆発的に弁護士が増え、
今現在その恩恵を受けた30~40代の資格持ちが全体の50%を占めてる状態…………
控訴事案は刑事民事案件とも増えていないのに弁護士だけが増えて一人 (一事務所) 当たりの依頼数も減り、収入は大幅に減ってる
それを救ってくれたのがシティズ判決で一大産業になった「過払い金返還請求」で
丁度、士業の広告が解禁になったからあのCMの嵐だ ( ̄△ ̄)
『でもそれも終わりが近いので、今度はB型肝炎訴訟のCMやってるけどなんかな……
これから能力の低い弁護士や弁護士事務所は、全く食べていけない職業になりつつある』
そんな感じのの事をウチの出向お母さん顧問弁護士は杏奈ちゃんに説明したよ
私はお母さん顧問弁護士に
「それを理解している貴女達 (ウチには二人目出向している) は何故、弁護士になったの?」って聞いたら
『う~ん……何となくなんだよね~まあ食べていけない弁護士達は見捨てるしかないし、ラジオから過払い金のCMが流れなくなるのはいいやんヾ(^^ )』と
( ̄0 ̄)
私は何か凄い脱力感に見舞われた
………桃子の日誌…