好きな芸術で生活な……
無理だっちゅーのコレ
昨日車の中で
「ねぇマリウス、今劇団員の夜間専門バイトって何人居るっけ?」
『今は3劇団の24人だね、稽古やら本番で休むから違う劇団での構成で、そのくらい居なきゃアウトだよ』
「で、アイツら楽しくやってんのかな…?」
『少し太ったからやってんじゃないか?』
なーんて話しをしていた。
私、その前にバレエでメシを食おうとしている人の記事を見たんだよね
バレエね……前に私は音楽で生活するって事に付いて記事にしたけど
バレエの方が悲惨だわ ( ° ° ;)
ウチは仕事の性質上、夜間の電話受付があって、そこに小劇団の女の子団員を深夜専門のバイトとして働いてもらってる
日中に劇団の稽古やら公演があるので「需要と供給」の関係が成立し、もう何年も在籍し続けてくれてる
(山海塾 (暗黒舞踊 )女の子達とは関係ないよ)
私 …「ねぇ演劇さ…まだ続けるの?」って聞いた事あるんだけど
『はい!!大社長には感謝してます(*^^*)』と言われ、気まずい様な何か分かんない気持ちになったのを覚えていて
もうね、本業がウチの会社か演劇か分からん様になってるの
読者の皆さんもお分かりだけど、彼女達も舞台だけで食べる事が出来ない
でもまだ演劇だから、チケットを買ってくれる人もいて、バイトもやれば何とか食べていける。
コレがさ
バレエだと無理だって
彼らが進路について考え悩むとき、彼らは世間の「バレエダンサーに対する理解のなさ」という大きな壁にぶち当たることになってしまうのだ。
「世間の理解の無さ」なんて書いているけど違うじゃん
彼らがこそ「自分の実力の無さ、商才の無さ(バレエ教室の経営とか)」を理解しなきゃ、下手すりゃ他人を巻き込んでごちゃごちゃってのは読者の皆さんもお分かりのハズ(o_ _)o
だからマジで子供がバレエや演劇、音楽(特にクラシック音楽)は、一生の趣味としてはとても良いけれど、貴方はバレエや音楽で生活する事は無理だよって、一番最初に保護者や教室主宰は説明しないとダメだな
それでも自分の子供がそれらの道に進む事を認めたなら、自分達親が「一生子供の面倒をみる」覚悟が必要だよ
そして何時かその夢を諦めさせる日が来るのも、引導を渡すのも自分達なんだって……
もう可哀想で見てらんない
………桃子の日誌…