……お婆ちゃん、ありがとう (=^..^=) …
私は以前相続する者の事を考えて、出来る事なら病院で逝った方が良いって書いた。
それはもちろん「事故物件」になる可能性が高いからね
事故物件
物件の本体部分もしくは共用部分のいずれかにおいて、何らかの原因で前居住者が亡くなった経歴のあるもの
ウィキペディアより
昨日は友引前日で通夜が無い、午後からお母さん顧問弁護士2人、社会勉強の為に杏奈ちゃん、茜ちゃんを連れて不動産売買契約をしに行ったよ (=^..^=)
郊外の端っこにある約100坪殆どの土地と古い建物なの。
近所に民家が多数ある為、葬儀には使わず葬儀機材と寝台車を数台配置して、もう少し内陸の葬儀受注の為の中継基地にする事になっているの。ここの社長も搬送会社同様、ロリポップ常務だよ
そしてこの物件はいわゆる「事故物件」
(「事故物件 恐い間取り」より )
一年以上前、ここの一人暮らしのばあちゃんが茶の間で一人旅だった……
発見は逝ってから12時間位なんだけど、結局事故物件みたいになってしまったの
で…ここの子息が会社を経営していて、足りない運転資金に担保に入っていなかったこの家を売ろとしたら、既に事故物件のネタが回っていて二束三文以下の値段しか付かず、
ばあちゃんが亡くなった時に売買を打診した私達に頭を下げ (一度私達を断ったから) やっぱり買ってくれ~と……
だから二束三文で買ったってわけ
私達は、現状のままでだから他の不動産屋 (更地で二束三文以下) より良心的だよヾ(^^ )
実は……このばあちゃんの家に、ウチのグリーフケアボランティアの女の子達が何度も遊びに行ってたんだよね~
故に他の不動産屋で事故物件でも、私達には普通の物件。
だから婆ちゃんには心から感謝してる
(それは無いってくらいに買い叩いた♪(´ε` ))
事故物件は後輩社長宅とで2軒目。
後輩社長宅は風呂場で旅立ち…時間が経ってから発見なので浴室は総ヒノキ風呂に改装。
手入れが大変だけど、事故発生場所が皆の憩いの場所になってる
でもこれ、私達は「霊になった者より、生きてる自分達の方が遥かに強い!」って思ってるから関係ないわけで、
ウワサも広がった事故物件なのね
だから病院や老人介護施設など
逝くべき場所で逝かなければ子息などの相続人に多大な迷惑が掛かるかも知れない
“逝くときは自宅で”ってのは社会的に認められている様でそうじゃないのかもよ
だってそれが事故物件かは
結局、買う側が決める事だから
…………桃子の日誌…