死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

今は…悲しんであげな

 

………女の矜持に掛けて…

 

今、私の胸で赤ちゃんが眠っている

 

息をしない、動かない、

  冷たくなった男の子の赤ちゃん

     

     でも凄く可愛いんだよ

 

 

この子はお昼寝中に一人で虹の橋を渡って…

昨日迎えに行ったらお母さんは過呼吸で実祖母と病院にいる。

 

 

斎場には旦那の実祖父母とお母さんの実祖父の3人。

言葉の節々や言葉尻に、やり場の無い感情が出て、結局「誰が悪い」と……喧嘩

 

 

でもね、彼らは肝心な事を忘れてる。

「赤ちゃん」をほったらかしにしてるって

 

だから大声で

「おねーちゃんと建物の中を散歩しよう~」

と言って、私が赤ちゃんを抱いたら沈黙した

 

 

何故分からないんだろう

一番可哀想なのは “ 一人きりで虹の橋を渡った赤ちゃん ” なのに何なんだこれ……


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………もうすぐお母さん顧問弁護士と赤ちゃんのお母さん、実母が斎場にやって来る

 

今も赤ちゃんは私の胸の中……

 

          …………桃子の日誌…