死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

今さらジロー

 

来年からインボイス (適格請求書) 制度がはじまる。

私達は2年殆ど前からインボイス発効の為に「非課税業者」から「課税事業者」になる様に様々な働きかけや、営業を含めた自立経営の為の支援、援助を行ってるのだけど……

 

 

この制度実施のねらいを凄い簡単に書くと

免税事業者(課税される取引の売上高が1,000万円以下の事業者)は、消費者 (読者の皆様の事ですよ)から預かった消費税を納付せずにプール(貯金)する事が出来きる

 

これを「益税」って言って言うんだけど…

 

例えば、消費税率が10%で税抜価格1万円の商品を販売した場合、消費者は1千円の消費税を事業者に払うよね

で、事業者が消費者から受け取った1千円を消費税として納付せず、自分の貯金とすることが益税逃れ。

読者の皆様が国に税金として支払ったと思っていたら、実は業者や小売店などが利益として懐に入れていたってワケ

 

それは生産者、問屋、小売への商品の仕入れ流通価格での消費税の中でも同じく発生し…

これを適格請求書 (インボイス) を使う事で、益税を間接的に抑制するって事が目的なんだ

 

そこら辺の目的が分かってないのかな………

 

これ、売り上げ1千万以下で免税事業者全てにも適用されるって思っている人達も居るけど、売り上げ1千万以下の免税事業者ってのは維持される

 

ただその中で、適格請求書 (インボイス) を使う消費税課税事業者なのか?免税事業者なのか?って事なの

 

じゃ何でごちゃごちゃ騒ぐのか?ってのは

先に書いた流通経路(生産者→問屋→小売店) の (通常は) 小売店が免税事業者だった場合、

適格請求書の内容の厳密なトレーサビリティ(まぁ連続性かな?感染性産廃マニフェストに近い)が分からなくて、問屋が小売店が負担すべき消費税をも負担する事になるのね…

問屋に取ってこんなの堪らないから免税事業者との取引を中止されるとか

問屋との取引を継続する為に、免税事業者だった売店は課税事業者に登録申請して消費税を支払うか?

 

まぁ…どちらでも収入が減る可能性があるって事なの

 

 

経営支援の結果、結構な数の業者や個人経営の店が売り上げを伸ばし2年殆どそれを継続出来ているけど…

今月から私達に任せっきりで、自ら利益を伸ばす困難を乗り切る努力をしない非課税業者に「来年の3月末までに課税事業者に成れない場合は取引を中止するよ」と最後通告を始めた。

 

アッサリ切ると独占禁止法に抵触する可能性があるからね…

モノには順番があるから遠回りしたんだよ

 

でもこれが最近の「大脳疲労」の最大原因

 

私達は地域や住民達との振興の為に、各ラボがある街から細々としたモノや営繕を頼んだり、

地域のフリーランスや、緑のタヌキが良く言ってたエッセンシャルワーカーなどに仕事を発注しているけど、まあ殆どが免税事業者

 

この中で私達の会社に有益な人達や小売製造業は、私達が適格請求書を発効できない為に発生する消費税負担を当社で負担してあげたり(希美ちゃんが見つけた和菓子屋とか、花屋とか)生活の為に廃業させて雇用したり……

   彼らの生活を守るのは結構大変 (-ω-;)

 

でも免税事業者の3分の2近くと取引を止める予定なんだよ。

彼らに共通する事は

「クリエイティブな屁理屈や売り上げが上がらない理由を語り、営業しない」つまり……

営業する自信も能力も無いのに「自分は経営者で偉い」って事に執着するんだよね。

 

でも経営や生活がヤバくなると、「何とか成らないか?」ってね

これからそんな二人の経営者に会って来る。当然「そんなの知らん」と突っ跳ねるけど……

 

キャンディが

『Oh ボスー 小柳ルミ子ですね~』

 

「なんだそりゃ?」

 

『今さらジロー(^^)/』


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     は~……既に疲労の極みだ( ̄0 ̄)

 

          …………桃子の日誌…