死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

Wagnerの結婚行進曲はちょっとマズい

 

…………結婚式披露宴準備中…

 

第一ラボのホールでは今朝早くからリハーサルを兼ねた爆音のオルガンの音がどんどん「影」を祓って行く。

 

今日は全休の前日、尚且つ友引で葬儀とは無縁の日で……

以前書いた総務局の女の子社員と雲水が居候している曹洞宗の寺で結婚式を敢行……


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       (例  曹洞宗 仏前結婚式)

 

結婚に至る直接的な経緯が経緯だから仲人は、新郎新婦も私達も知っている「中華屋さん夫妻」だ

 

まあ雲水は私達の会社に出向とは言え私達の社員であり仲間

だから一切の費用は私と後輩社長持ちで、しかも満開で披露宴の準備をやっている( -_-)o

 

でもね社員は皆明るい顔してるよ(*^^*)

普段は葬式ばかり。仕事とは言え葬式って楽しくないし皆泣いて暗い顔してるから疲れるんだよ

でも結婚式ってそうじゃ無いからね。

 

先程弾かれていたのは

 「Band of brothers」のテーマ

 

この曲、私達は絆で結ばれた姉妹兄弟達だからいつもの慣例なんだ

 

オルガンによる「祓え」も終わり

奥の会場では当社オーケストラのメンデルスゾーンの結婚行進曲のリハーサルが始まった

 

おー良い弟してるな~

 

音楽的には、もう一つのワーグナーの結婚行進曲の方が荘厳で、ウチのオーケストラの衣装にピッタリなんだけど使わない

 

後、良く分かっているホテルなどな結婚式担当の人も進めないね

 

読者の皆さんはご存知でしょうがか?

このワーグナーの結婚行進曲は、オペラ「ローエングリン」の劇中曲で

最後には主な登場人物のほとんどが去り、あるいはあの世行きっていう悲劇的な内容で、海外の結婚式ではほぼ禁忌なんだよ

 

最近は結婚式を神社や教会で執り行い、披露宴は仲間同士でレストランやクラブとかってあるけど、もし、ワーグナーの結婚行進曲を流すと必ず後でゴチャゴチャ言うヤツが出るから避けた方がよいな………

 

………お?!座席表を後輩社長がもってきた。(自社オンデマンド印刷だからギリギリでも問題ない)。

見ると私と後輩社長の席がアレクちゃんとカールちゃんと並んで一番前にある。下手すりゃスタッフだから無い場合もあるからね……

今日は受付や司会も無く、久しぶりにゆっくりできそうヾ(^^ )

 

新郎新婦が会場に入った。 

 

   まもなく披露宴がはじまる

 

          …………桃子の日誌…