死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

本当の利他って……

 

先日、私は「子育て幽霊」の話しを書いた。

 

すると“ 我が孤高のうんこちゃん”が (id:UN88)

いつだったか、施設のレク用に図書館で紙芝居を借りてきて朗読したんですが、”花咲山”?とかいう昔話がすごくいいお話だった気がします
その娘たち、すごく上手なんですね

とコメントをくれた

 

そう言えば「花さき山」って小学生の頃、読んだ話しだったな


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“花さき山”の話の中で山姥が、誰かの為に自分が我慢すると綺麗な花が咲く、「命をかけると山が出来る」と語る大男の「八郎」「三コ」って言う話しの三部作。


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“花さき山”に書かれている子供から大人までが出来る優しい事こそ『利他』……“八郎”や“三コ”が自分の命を捨てて「誰かの為」に行動した究極の利他、『自己犠牲』が、所謂一つの生き方として語られている。

 

この「誰かの為に」って感情は殆どの動物が持っている。

ニャンコやワンコが燃え盛る炎の中から自分の子供達を命を懸けで何度も飛び込み助け出すってのが最たるものだ。

 

でも、ウチの会社でその様な行動は否定しているんだよ。

それは、クルーリソースマネジメントの考え方が浸透していて、あらゆる問題を社員全員で解決するから。

 

それに……

私や貴方は、それぞれ自分や貴方だけのものじゃない。みんな誰かと縁起で関わりあって生きている。

だから誰かを助ける為と言って自分を犠牲にしたなら、助けた相手も大きな心の傷を負うの。それが大切に思う人なら尚更……

傷ついた貴方をみて貴方を大切に思うモノがどう傷つくかもわからない……

 

これを「自己満足」って言うんだよ

 

だからこそ自分だけじゃ無く、相手だけじゃ無く、誰か一人が我慢するわけじゃ無く、命を捨てるわけじゃ無く

お互いが幸せに成る事を真剣に考え、それを実行し続ける事が大切なんだよ。

 

    私は利他とはこうあるべき…そう思う

 

でも…

自分の眼前にその様な事が起きたなら、私はどう判断して…どんな行動をするのか。

自分では判らんね

 

自分の大切な者達がどれだけ傷付いても、自己満足と非難されても


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 私は大切な者達に

  生きて生きて生き続けて欲しいから

 

          …………桃子の日誌…