………車好き女の金銭的価値感……
車をイジるのが好きな人達がいる。
私の会社ではロリポップ常務もその一人
(ロリポップ常務所有と同色(内装も)同型のカルマンギア )
この様な人達は……まあ程度も在るけれど、綺麗に仕上げている人の多くが大枚をペロ~ンとかけてる
例えば、私が読者の
このネコ氏 (id:necozuki299) 。ネコ氏の青いハチロクの改造費の総額は今のところ、
約4,972,409円(一部部品工賃含まず)だそうだ( ̄0 ̄)
(ネコ氏のカッチョ良い青いハチロク)
ロリポップ常務の改造はこれとは違う。何せ古すぎる車だからね……
………昨日のお昼ごはんは常務の遺体搬送会社で食べるスケジュール。車庫に入ると彼女の黒光りしてるカルマンギアが中にある。
私達が信頼し、殆どの車を頼んでいる整備工場から約一ヶ月ぶりに帰って来たみたい
このカルマンギアは外装こそクラシックカーだけど、日本で登録後、エンジンはオリジナルからマツダの13Bに載せ換え、それに伴うミッションや足回り、電気ケーブルの全てを交換、ボディ剛性UPの為に全ての部品を取り外し補強、フルレストアされているんだよ(o_ _)o
カルマンギアのオリジナルエンジンは50馬力で非力の空冷式。
信号や高速でもたつくしクーラーも無い。しかも首都高速で2部長のベンツSLに煽られる
(同型の古すぎるベンツ280SL)
そんなのロリポップが我慢出来るワケが無く
買って直ぐマツダの中古13Bエンジンに載せ換えたけど、
そのエンジンが故障したみたいで、今カルマンギアのオーナー界隈で流行りのスバルの水平対向ターボエンジンに載せ換えて追加のオーバーホール、
一ヶ月ぶりに帰って来たんだよ。<(_ _)>
「へへへー綺麗になったでしょ~ヾ(^^ )?」
「また早くなったって~」
『あれ、ハンドルこんなんだっけ?』
ナルディのウッドハンドルに革のカバーが巻かれている
『ウッドのハンドルは素手で握るとハンドルダコが出来るから巻いたの~』
しかし……凄い嬉しそうな顔してる(o_ _)o
「これ、幾ら掛かったの?」
『オーバーホールと補修、部品交換で100万ちょっとかな……』一番最初からの合計は、約300万にもなる。
これ中古輸入カルマンギアの代金とほぼ同じ
まあね……
どこにお金を使うか?価値観は違う
例えばお昼ごはん代の500円をケチるのに、パチンコに5万円を平気で使えるのと同じってやつだ
私と後輩社長には全く理解出来ないけと……
『じゃ、先に行くから~』と八幡太郎ちゃんを連れて颯爽と走り始めた。
なんと言うのかな……
普通と違う不思議な感情が湧いて来て
胸がいっぱいだ
…………桃子の日誌…