世の中に野良って言う生き方がある
その中で一番一般的なのが「野良ネコ」
野良猫(のらねこ)とは、
人間の生活圏に生活するイエネコのうち、特定の飼い主が存在せず、屋外で生活する個体の総称である
野良猫の多くは間接的に人間生活に依存している
ウィキペディア(野良猫より)
野良の定義が上の引用ならば
我が4ラボにやって来るタヌキちゃんも
「野良タヌキ」
(イメージ)
もっと言えば人のインフラを利用して子育てするツバメや鷹なんかも野良って事になるよ
まあ、ウチのロリポップが社長の遺体搬送会社の越冬ツバメ用のラウンジで悠々自適に過ごす…
渡りをする気が全く無いベロベロ懐いたツバメ達を何と言うのかは判らんけど………
でもね、搬送会社に行くと毎回私の頭や肩、指に乗って見つめられると、凄い優しい気持ちを思い出す事ができるんだ…(*^_^*)
…………今日は月に一度の会社全休の日
少し早く目が覚めたのでノエルちゃんとアレクちゃん、大吉ちゃんをキャリーに乗せ、
チュールをいっぱい持って、マンションのエントランスホールに降りる。
ホールは結構広くて、他の住人達も自分達の動物家族を連れて思い思いの時間を過ごしているんだよ。
ふと後ろから「おばちゃま」に声を掛けられた。この初老のおばちゃまの腕の中には見た事の婆ちゃんニャンコがいる
「一昨日とうとう家族になったんですよ~」
この婆ちゃんニャンコは、時々この一人暮らしのおばちゃまから外でご飯を貰っていたニャンコで私は数回見た事がある
先日の雹か降った日(ウチの霊柩車もキズの被害があった)ニャンコを心配したおばちゃまが外に出ると、ベチャベチャに濡れながら凄い大きな鳴き声で走り寄ってきたそうで
「もう、愛おしくて愛おしくて…」抱っこして連れて来てしまったと…(*'▽'*)
お風呂も我慢して入り、部屋の中でもずーっとおばちゃまの後を着いてきて、かた時も離れないそうだ
このニャンコは避妊手術をした証の“耳に切り込み”があり、後ろ脚が少し変形していて骨折が自然に治った形跡がある。
多分、何処かの飼い猫が野良猫になったみたいで、優しい気持ちを持っているおばちゃまを終の家族に決めたんだ。
おばちゃまも旦那と別れてからずーっと一人暮らしで、時々、私の動物家族を見ては寂しそうな顔……
でも今は顔全体に幸せのツヤでピカピカ
寄り添いながら共有しあっている
「お互いの幸せ」が前身から溢れているよ……
………ひかり(後輩社長)がカールちゃんと美鈴ちゃんを背負って遊びに来た。(#^_^#)
エレベーターの中で
「さっきのオバサン、凄い幸せのツヤだったね、なんかあったのか?」
『ああ、あれね……』
お互いの終の家族を見つけたんだよヾ(^^ )
………桃子の日誌…