少数ではあるが、我々幸せな少数は、兄弟の一団である。
なぜならば今日私と共に血を流す者は、私の兄弟となるからだ。
これ、今朝専務が社長を務める「総務局」の入社式訓示で引用したシェイクスピア「ヘンリー5世」でのセリフ。
お蔭様で私達の会社は仕事が忙し過ぎ。
経営者としてこんな嬉しい事は無いけれど、雇用契約書を守るのが困難になってきて( -_-)o
特に役員車の運転手さんは、間もなく“36協定”を守り続ける事が不可能になるので、専務が何処かからシングルマザーの元タクシー運転手2人を見つけてきて本日が入社式。
因みに2人には2人づつ幼児の子供がいて、同じ自治体の「生活保護」なんだよ
私はシングルマザーの貧困や育児休暇から復帰した若いお母さん達について何度も何度もブログに書いた
彼女達シングルマザーが貧困や生活保護に陥るのは「会社を突然休んだり、早引きしたり」するから会社に居辛くなって退職。
再就職も子供の病気で突然“会社を突然休んだり、早引きしたり”があるって理由でままならないからだね
このあたりを政府や自治体は解決しなければ成らないな
例えば公立の保育園や児童施設は24時間受け入れる。子供が施設で体調を崩した時は施設で病院に連れて行って母親の急な早引きを防ぐとか、例えただの風邪でも優先して即入院出来るとかね。
シングルマザーの貧困問題を何とかしようと思うなら「子供の体調が悪くなった時」の事を考えなければ成らないよ
そんな事政府は分かっているはずなのに何故手を打たない?責任の回避かい?
予算が無いなら氷河期世代に使う予算を廻せよな。小さな子供が居るんだ、彼らよりこっちの方が優先順位高いだろ………
………2人のシングルマザーにくっついて、それぞれの子供達も一緒に入社式。
今みんなでお昼ご飯を食べてる顔は安堵の表情だ。
これで生活の為の再婚活動も不要になる
「これからは自分の子供達の為に精一杯はたらい頂きたい。」
私はそう訓示を終わった……
…………桃子の日誌…