死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

止まない雨

 

私の前に二人の40代後半の男の遺体が寝ている

この二人に共通する事は、昨日虹の橋を渡った事だけど、全く違う事もある

 

一人は昨日、自ら人生を終わらせだが………もう一人は、昨日を生きたかったって事

 

 

最近、私は自ら終わらせる事で“止まぬ雨”から逃げるのも生きる事の一部なのかな…って思った事もあるけれど

もう一人のおじさんの目尻には、一筋涙が流れた後があるんだ

 

 こんなのを見れば……

  流石に私も分からなくなるよ

 


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自ら終わらせるのは強い意志がいる

索条痕のある人には、殆ど吉川線がついているのがその証

 

末期患者がどうしても「生きたい!!」と願っても、その願いを叶える事は奇跡に近いんだよね

 

 

ただ…一つはっきり分かる事がある

生きるってのは本当に大変な事なんだって…

 

 

          …………桃子の日誌…