死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

私達が祈る先は……

 

「総員整列!」

「頭~中(かしらなか)!」

 

「黙祷」

「敬礼!!」

 

昨日の朝5時47分 阪神淡路大震災の発生時刻にロビーを持つ4斎場で、西方に慰霊塔を建て保安部社員と私達4皇役員が、当社弦楽四重奏楽団の

 

「弦楽のためのアダージョ

マタイ受難曲 39番」

 

の追悼演奏の中それぞれの斎場で祈る

 

阪神淡路大震災は多大な死傷者を出した自然災害で、お子ちゃまだった2部長もその被災者だ。

 

 

読者の皆さん

東北震災でも多数の死傷者を出したけど、何か大切な事を忘れていませんか?

 

                       全ての動物達の事

 

彼ら動物達だって瓦礫に埋もれ…生きたまま震災の炎に焼かれていった

 

最近、動物達の葬儀が何故か多いねと話をしていた時、カトリックのキャンディが、

公然と神の子を裏切ったはずのペテロに


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復活したイエスが「わたしの羊を世話しなさい」って言われた気分だって言ったんだよ

 

だから決めたんだ

人の犠牲者は大勢の人々が祈る。

 

だから私達は災害の犠牲になった動物達の為に祈ろうって。

ワンコやニャンコ、小鳥達やドブネズミ、町ネズミ達……私達は彼らの為に祈ったんだ。

 

   鎮魂の為じゃない、

     彼らの「転生」為に

 

 

「全被災動物之霊」?と遺族が聞く

なので「人の犠牲者は多くの人々が祈ります。だから私達はそんな中で忘れられた犠牲になった動物達の為に祈るのです」と私が答えたら

 

遺族の女性はハッとして、慰霊塔に深く頭を下げ、手を合わせてくれたんだよ…………

 

           …………桃子の日誌…