死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

思えば遠くへ来たもんだ…

 

………安祥な日々…

 

もういつの間にか12月

昨日から通夜と葬儀前のロビー演奏で

 

「 Merry Christmas, Mr. Lawrence (戦場のメリークリスマス)」

        が演奏されている

 

 

昨日、私も通夜前のロビー演奏で久しぶりにこの曲を弾いた

 

月明かりに照らされた廃墟の街に立つ自分に、小雪が降り続く光景が頭に浮かび、やがて一人前を向いて歩くんだ

 

 

もう少しピアノを弾きたくなって、狭い練習室で弾いていると



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いつの間にかロリポップ常務、後輩社長……

しばらくすると専務が来ていて私のピアノを聞いてくれていた、改めてマジマジと聞かれたら照れくさい ( -_-)o

 

4皇役員が会議以外で揃う……

こんな時、私達はバカ話や未来の事しか話さないのだけど

『しかしさ、私らよくここまで来たよね』と後輩社長が感慨深げにボソッと言う

 

 

確かによくもまあやって来たもんだって

まるで歳をとらない“セテウスの船”の様に古いものを棄て新しいものを内包しながら…進んで行く

 

そして私達の思想の遺伝子を持つ“花の芽”も育っている

 

しかし、その“花の芽達”はまだ余りに幼くて…

四人は、その花の芽が一人で立つまで倒れるわけにはいかないし、死ねんのだよ

 

「だから…これ!!」とロリポップ常務が冷凍の今川焼きをバックから出した。

 


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「クリームのくれ~」

『そんなのないよ、あんこだけ~』

 

常若のセテウスの船は

風では無く「あんこ」が船を遠くまで運んでくれる…(o_ _)o

 

          …………桃子の日誌…