死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

虹の橋

 

昨日……

やっと「とりっぴー」が虹の橋を渡る

 ある家庭の家族だったオカメインコだ。

 

 

昨日の早朝、総務局に

以前、私達か葬儀を施行してから交流のあるお母さんから電話があって

 

 

友人の4歳の娘さんが、死んだインコを離さない。大社長さん達なら何とか出来るのでは……何とかして上げて下さい。

 

と、……そんなの無理だ!!ってのに、早朝出社の女の子が「大社長に話してみます」って言ってしまい (当然、後で専務に凄い怒られてた)

インコの家にも大丈夫だ!みたいな話したそうで、仕方なく電話のお母さんと訪問 (-_-;)

 

 

部屋に入ると……

娘さんが両手で白い箱を抱え、物凄い癇癪を起こしてる。娘さんは「自閉症

 

娘さんと箱の事など、癇癪が収まるまで暫くほおって置けば良いのに…とか思ってたら

娘さんはインコで丸2日間寝ずに癇癪中で、電話のお母さん曰く「娘さんも家族も擦り切れそうになってる」と言ってる

 

もう帰りたくなったけど、それでも2時間ほど自閉症の娘さんをほったらかしにしたら落ち着いて、疲れたのかやっと寝始めた。

 

 

まあ……似たような事は人が死んでも起きる。その場合、子供には「星の王子さま」を使い

「死」を話すのだけど

 

今回は「虹の橋」を使った

 

f:id:however-down:20211117002924j:image

 

読者の皆さんの中にも「虹の橋」ってお話を知っている方も多いはず

全ての生き物が、死んだ後に例外無く渡る「天国」への橋

 

後からやって来る家族を動物達が待っている場所が“虹の橋のたもと”で、彼らは家族と一緒に虹の橋を渡って行く…

 

宗教家には絶対に受け入れられない話だ

 

 

目が覚めて少し落ち着いたみたいだから

 

「とりっぴー”に会いたいのに会えないよね

でも~お姉ちゃんは、とりっぴーと○○ちゃんを、虹の橋のたもとで逢わせる事が出来るんだよ~」とか (-ω-;)

よくもまあこんな事が言えるなって話を並べると、以外にも私に白い箱を渡してくれた。けどもうね……私は自分が情け無くなったよ

 

だからこのまま白い箱をもって逃げ帰るワケにもいかず……

皆で試験炉のある技術局へ

 

火葬前に風切り羽以外の羽を一つ取り「○○ちゃんがとりっぴーと逢えるのはお婆ちゃんになった時。それまで元気いっぱい楽しく過ごすんだよ」と、

目印にと樹脂加工した“とりっぴーの羽のネックレスを渡した。

 

因みに全てが無料だ(o_ _)o

なんか凄い疲れたけど、仕事が進まず徹夜中

 

 

もう頼むぞ~とりっぴー!

あんたの羽を持った婆ちゃんがあの子だよ。

 

 

     ちゃんと二人で虹の橋を渡れ

 

 

         ……………桃子の日誌…