死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

自社完結

 

時々、

私達の会社に「花を卸してくれませんか?」「霊柩車と寝台車でウチの遺体を運んでくれませんか?」って敵対関係の同業他社が頭を下げにやってくる

少し前にも、ある零細葬儀屋が「今までの非礼はお詫びします。花を卸してくれませんか?」とやって来たぞ

 

これ、彼らの仲間の親玉が取引していた花屋に圧力を掛けたか、花屋の機嫌を損ねたか

まあ多分、圧力だろうけど…

 

 

葬儀関係の取引関係は独特。特に花屋と写真屋は、葬儀屋が発注出来る花屋、写真屋は1軒のみ。

花屋なども他の葬儀屋からの注文は受けてはならないとか色々ある。

 

私達も花屋では散々苦労したけど、私達を受け入れてくれた江戸っ子の花屋の大将が助けてくれ……

紆余曲折もあって、この花屋を中心に今では都内に三軒の花屋さんが完成子会社になっているんだよ

 

 

そんな感じで当グループは一部の仕出しや安い棺桶以外、自社だけで完結させている。

 

 

よく、今の時代はアウトソーシングで効率的に…なんて事を言ってる経営者が大勢いるけど、本当に良いのかなってね。

 


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たかだか葬儀屋が引き合いに出すのも変だけど、最近の半導体不足と似てるかも。

半導体不足のせいで世界中の車の生産が滞るんだよ。もしも半導体を自動車メーカーが自社で製造していれば、普通に製造出来るのに

 

 

先に書いた葬儀屋は、取引してもウチに何の得もないし、過去の恨み辛みがあるので「卸すわけねーだろ!」と断った。

 

多分、その葬儀屋は潰れてしまうな

 

 

コロナ騒ぎで様々な業界で変化が起きているけど、それでも経営する上で必要不可欠なものを外注するとこうなる。

 

今ある物、当たり前に手に入るものが、明日も手に入るワケじゃないんだよ

 

          ……………桃子の日誌…