昨日は現場代理人の女の子が
自宅アパートを引き払い第4ラボへ引っ越しの日。
アパートはペット禁止だし、シロちゃんを隠して飼うのも面倒くさい。しばらく現場も今の周辺で、あまり帰らないからお金のムダ
で……家賃1万5千円と光熱費と食事代1万円の合計2万5千円 (^^ゞ
まぁ…六畳一間にバストイレは共用だし、いつも死体が10人は寝てるし……だからこんなもん。葬式も手伝ってくれるからね
4ラボに様子を見に行って、皆で専務の作ってくれたお弁当と引っ越し蕎麦を食べてたら、ハクビシンが里山の麓から覗いてた。
保証局長がご飯と果物を持って行ったら、彼女の手から取って、離れた所で食べて、また取って……
でも、だんだん距離が縮まってきてる(^_^)
保証局長との「絆」が少しづつ出来て来ているみたい。
保証局長は、何故かこの地区全ての町内会に入っていて、時々コロナ騒ぎの中でわざわざ開かれる「老人会」に顔を出しハクビシンの目撃情報を集めている。獣害が無いか確かめる為にね。
でも、誰も目撃した人がいない事をとても気にしている。
「ハクちゃん…ひとりぼっちなのかなー?」ってね。
里山にもっとハクビシンがいれば町内やラボに現れそうなのに、いつものハクちゃんだけしか現れない……
多分、ひとりぼっちなんだよね
「ハクちゃんに家族や、同じ種の仲間はいないけど、私が居るんだよ~」
『私も居るから寂しくないよ!』
と代理人の女の子も言う
そう、仲間がいれば寂しくないよ
私や専務みたいに生きていける……
間もなく里山に恵みの秋がやって来る。
保証局長がドングリやシイの木の根元に、タヌキちゃんの糞と鶏ふんなどを石灰と一緒に埋めたお陰で毎年、実が増えているんだよ。
これで今年も様々な動物が命を繋いでいける
でも、お腹が空いたら私達の所においで
みんなでご飯を食べよ(^^)/
……………桃子の日誌…