死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ひと月の労働時間 450時間

 

   「やはり「折」が近いのか……」

 

 

総務局………昨晩

 

「モモさんとひかりさん……働き過ぎですよ」とウチのお母さん看護師に言われた

 

昨日、顔を怪我した保安部の女の子が…」

 

自宅に送って貰う前に総務局に寄って、お母さん看護師に傷を見せている時、

 

「モモさんってあんな早く家を出るの?殆ど家で休んでないのでは…いつも最後まで働いているのに」と言ってたよ。

 

 

確かにね……

私達のって言うか、役員連中の労働時間は長くて、私と後輩社長のは特に長い

 

私達の労働時間が長い事は、職員なら閲覧可能部分の労務経理システムを見ると分かるのだけど、

本当にあの時間(昨日は朝の四時半)に出て行ってるとは思ってなかったみたい。

 

 

「月間労働時間は約450時間。普通ならとっくに過労死してますよ」って言われてもな

 

二人とも「働く」ってのが好きだから………

 

 

世間では夜遅くまで働くヤツは、仕事の組み立て方も分からない…

特に経営者がそうだと、非効率で生産性の無い無脳者だ!って考え方が横行し始めているけど、私と後輩社長は誰よりも会社の中で利益を叩き出しているわけで

 

他の社員達は、ちゃんと36協定を守っていて、同じ事を如いてる訳じゃ無い。

 

 

仕方ないんだよね

社外にも仕事があって、葬儀もあり復元もだから、そのくらいにはなる。

 

『大丈夫だよ。こないだの健診でも、痩せすぎなくらいで全部正常だしね』

 

 

  「みんな本気で心配してますよ!」

 

言っても聞かないのが分かっているからそれ以上言わなかったけど、

 



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まだまだ皆の為に働かなきゃね。

 

 

「モモねー疲れたの?」って、いつの間にか私の横にいた小さな女の子が心配そうに見上げてる。

 

『大丈夫だよ~』って答えた

 

 

確かに私は皆に心配かけていみたい………

  やっぱり考える「折」が近づいてる様だ

 

 

          ……………桃子の日誌